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「ウジョー」2016-17年秋冬ミラノ・コレクション

REPORT

テーラード×スポーツで“ウジョーらしさ”をアピール スージー・メンケスも評価

「アツシナカシマ」のミラノデビューに続き、翌朝日本から西崎暢(みつる)の「ウジョー(UJOH)」もミラノで初のファッションショーを披露した。ジョルジオ・アルマーニの若手支援プログラムに選出され、ジョルジオ アルマーニ本社内の会場「アルマーニ/テアトロ」で発表した。

「ウジョー」は、前シーズンからミラノの合同展示会「ファッション・ハブマーケット」への出展や、パリの展示会に参加。また伊「ヴォーグ」の推薦を受け「フーズ・ネクスト ドバイ」でコレクションを披露するなど、グローバルにアピールしてきた。

ショー前のバックステージで西崎デザイナーは、「ミラノのショーのために特別なモノ作りはしなかった。これまで東京で確立したスタイルを崩さないで、『ウジョー』らしいのスタイルをしっかり見てもらいたい」と話していた。

その"ウジョーらしさ"を一言で表現すると、テーラード×スポーツだ。「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「ワイズ(Y'S)」でメンズのパタンナーを担当していた西崎デザイナーが得意とするテーラードやアシンメトリーなカッティング、そこに機能素材などのスポーツの要素やレースなどのフェミニンな要素を加えたスタイルだ。彼の言葉のとおり今季は、自己紹介のようなコレクションを見せた。

テーラードジャケットにキルティングのディテールをハイブリッドしたり、ウエストコートには黒いプラスチックのバックルを付け、アウトドアの要素とテーラードの要素をミックス。カラーパレットはグレー、ネイビー、ブルー、カーキのベーシックな色で統一。アクセントに花柄の刺しゅうやレースの装飾で、フェミニンな要素をプラスした。

ショー終了後、フロントローに座っていた大御所ファッションジャーナリストのスージー・メンケスがバックステージに駆けつけ、西崎を取材。「力強く、独創性があった。特に、フロントとバックスタイルが異なったアプローチや、カッティングが素晴らしかった。彼には明るい未来がまっている」と賛称した。

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