ビューティ

MTGが日本電産とFlexと新製品開発でタッグ グローバル展開見据えたヘアドライヤー開発

 MTGは、総合モーターメーカーの日本電産と世界中に生産拠点を有するFlexと「リファ(REFA)」の新製品開発で協業し、グローバル展開を見据えたヘアドライヤー“リファビューテックドライヤースマート”(税込3万8000円)を11月から発売する。ヘアサロンや百貨店、公式ECサイトなどで展開し、23年度中に中国をはじめアジア諸国で販売する。初年度の販売台数は30万台、近い将来に100〜200万台を目指す。

 同社は、世界中の人々が健康で美しく生き生きとした人生を過ごせる“バイタルライフ”を事業ビジョンに掲げる。ヘルス、ビューティ、ハイジーンの領域で取り組むが、ビューティ領域で「世界一のヘアドライヤーを提供するための最強パートナーと協業した」(松下剛MTG社長)。2019年からヘアドライヤーを展開し、参入期間が短いにもかかわらず美容師の技術を再現した機能性が支持されヘアサロンでのシェアはトップクラスとなっている。今回、世界で勝負できるヘアドライヤーを実現するため、多くの美容師の意見からヒントを得て“リファビューテックドライヤースマート”を開発した。特長は、速く・楽に・美しく乾く・軽量であること。コンパクトなサイズもポイントだ。

 速く・楽に・美しく乾くに必要不可欠なモーターを世界トップクラスの総合モーターメーカーの日本電産が担当。松下社長が小部博志日本電産代表取締役副会長執行役員に直談判し9カ月という短期間で、直径約29mmで1分間に約10万回転する超小型高速モーター“HPDモーター”を開発した。「小型化は高価になるものだが、松下社長から高性能でありながら価格は抑えて欲しいと何度もリクエストがあり、中国の浙江省にある工場で生産することで実現した」(小部副会長)という。

 またグローバル展開を見据え、世界各国で生産できる体制も構築。ファブレス企業である利点を生かし、「世界30カ国でサプライチェーンを展開し、あらゆる製品を生産する」(デイビッド・モデジディス=David Moezidis Flexライフスタイルソリューションズ代表)Flexとタッグを組む。

 主力ブランドの「リファ」は2009年に誕生し、代表アイテムの美容ローラーが現在までに累計出荷台数が1300万本を突破し、「それまで美容感度の高い一部の層が使用していた美容機器を民主化したのが『リファ』だ」(加藤寿恵MTGビューティブランド本部長)。現在は第2成長期としてヘアケアとシャワーヘッドにも注力する。中でもヘアケアは19年から日本のプロの技を独自のテクノロジーで再現する“リファビューテック”シリーズを立ち上げ、ヘアドライヤーを販売し、ベストコスメ賞を50以上獲得するほど支持を集めている。現在ヘア関連の売り上げは日本が大半を占めるが、グローバル展開を加速することで「誕生から9年間で1000万台を突破した美容ローラーを超えるペースでドライヤーも1000万台を実現したい」(松下社長)と意気込む。

最新号紹介

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。

メールをお送りしました。ご確認いただき登録をすすめてください。