ファッション

ユーザーとのコミュニケーションが肝 私たちがメタバースに取り組む理由【大丸松坂屋百貨店編】

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 大丸松坂屋百貨店は、ギフト企画担当者が販売促進の新しい形として興味を持ったことがきっかけで、2020年12月から3度、「バーチャルマーケット」に出展している。これまで食品ECへ送客し、食品3Dモデルも販売。販促目的で小さく始めて、知見をため、いよいよ本腰を入れる。(この記事は「WWDJAPAN」2022年6月6日号メタバース特集からの先行公開です)

 「コロナ禍でお客さまが来店できないなら、仮想空間で店を作ってみたらいいかもしれない。バーチャルカタログができるなら、紙の削減もできるし、面白いかもしれないと考えた」と田中直毅ギフト企画担当。時間と場所の制約を克服するDXを推進すべく、商品および商品に関する環境やサービスを開発するMDコンテンツ開発部の施策の1つとして、2020年12月に“軽い気持ち”で「バーチャルマーケット」に出展した。「割と手軽に出展できたし、ECの入り口になればいいなとシンプルに始めた」と振り返る。

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