ファッション

「エディー・バウアー」、CEOが退任へ 後任は未定

 「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」は、ダミアン・ファン(Damien Huang)最高経営責任者(CEO)が13日付で退任すると発表した。後任は未定。

 ファンCEOは「パタゴニア(PATAGONIA)」でデザイン&マーチャンダイジング部門のバイス・プレジデントや、「ノースフェイス(NORTHFACE)」でプロダクト・ディレクターなどを務めた。2012年に「エディー・バウアー」に入社。パフォーマンスウエアやアウターに注力し、アウトドア体験の普及に努め、ブランドをけん引した。

 「エディー・バウアー」は1920年、シアトル生まれの伝統的なアウトドアブランド。2021年5月には、ブランドマネジメント企業オーセンティック・ブランズ・グループ(AUTHENTIC BRANDS GROUP以下、ABG)とスパーク・グループ(SPARC GROUP以下、スパーク)が、同ブランドを買収。ABGが知的財産権を獲得し、スパークがブランド事業を担うことで合意している。スパークのマーク・ミラー(Marc Miller)CEOは、「長年にわたって『エディー・バウアー』を率いてくれたダミアンに感謝する。昨年はスパークの一員としても大きく関わりを持った」とコメントした。

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