ファッション

写真家、鈴木親が代田橋の「フロットサム ブックス」で作品展

 東京・代田橋のアートブック専門店「フロットサム ブックス(flotsam books)」は、写真家、鈴木親の作品展“体(たい)と用(ゆう)”を4月15〜24日に開催する。

 鈴木は1990年代から「パープル(purple)」「デイズド&コンフューズド(Dazed & Confused)」などのファッション雑誌を中心に活動してきた。同展示では特定のコンセプトを設けず、エディトリアルとスナップとの間、パーソナルな写真とファッションフォトとの間のような作品を並べる。

 テーマに使った“体用(たいゆう)”は、“本体とそのはたらき”を意味する言葉だ。「データが印刷紙の代わりに“写真”と呼ばれるようになったのはいつからだろうか。iPhone以前に、カメラ機能の付いた携帯電話が登場し、データとして頭の上を飛ぶようになったのが始まりだろうか。それ以前は、撮影したものは必ず紙と一体となって“写真”と呼ばれていた。プリントの見本として焼かれたサービスプリントを整理しながらそんなことを考え、『フロットサム』での展示を決めた」(鈴木)。

■鈴木親写真展“体と用”
日程:4月15〜24日(水曜日定休)
時間:14:00〜20:00
場所:フロットサム ブックス
住所:東京都杉並区和泉1-10-7

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