ファッション

ドラムを叩いてセルフポートレートを撮影 山谷佑介の実験的な写真集“ドアーズ”発売、「フロットサム ブックス」でポップアップも

 東京・代田橋のアートブック専門店「フロットサム ブックス(flotsam books)」は、写真家・山谷佑介の新作写真集「ドアーズ(Doors)」(1万円)の発売を記念したポップアップショップを6月20日〜21日に開催する。限定Tシャツや山谷の過去の作品集を扱うほか、山谷本人も在店する。

 「ドアーズ」は山谷のドラムパフォーマンスと写真撮影を融合させたセルフポートレート作品。彼は、ドラムセットの周囲に複数台のカメラを用意し、ドラムを叩いた振動をセンサーが感知するとストロボ光が放たれる仕組みで自身の姿を映し出すパフォーマンスを2018年から行っており、同作は19年に行なったヨーロッパツアーの写真を収めている。

 写真集にはパフォーマンスで撮影した写真のほか、都市の移動中に切り取ったスナップショットや風景、食事、ホテルなども配置。1カ月かけてヨーロッパ9都市を巡った彼の軌跡をたどる。またパフォーマンスの開催を告知するフライヤーや現地で書いた絵葉書、ドラムを叩いた痕跡を記録したフォトグラムなども収録する実験的な内容となっている。

 同作は当初、ヨーロッパツアーの資金集めとして実施したクラウドファンディングの支援者に向けて限定181冊で配布した。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大やそれによる世界の分断を受けて、「車で自由にヨーロッパを移動してパフォーマンスを繰り広げた一種のロードムービーでありドキュメンタリーのような作品。これをより多くの人に見てもらうことで、過去と未来に思いを巡らせてもらいたい」と考え、表紙を変更して一般発売することとなった。

■山谷佑介「Doors」ポップアップショップ
日程:6月20日〜21日
時間:12:00〜20:00
場所:flotsam books
住所:東京都杉並区和泉1-10-7

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年版繊維商社特集 有力企業8社の「今とこれから」を写真と記事で読み解く

「WWDJAPAN」7月4日号は、10年以上に渡って続くロングラン企画の「2022年版 繊維商社特集」です。海外出張と重たいキャリーバック、トラブルシューティングなど体力と精神力が必要で、かつては男性が多かった商社ですが、今では女性も増えています。また、SDGsやサステナビリティなどの社会貢献や働く意義がより問われる中で、会社側の考え方や評価のKPIも徐々に変わりつつあります。

詳細/購入はこちら