ファッション

「ボッテガ・ヴェネタ」2016-17年秋冬ミラノ・メンズ・コレクション

REPORT

スポーツやアウトドアのマインドを取り入れ、脱構築のエレガンスを打ち出してきた「ボッテガ・ヴェネタ」。今シーズンは一転し、トーマス・マイヤーは絶妙なサジ加減でシルエットと素材のバランスをとりながらテーラードに回帰した。ブランドの核となるレザーは、ソフトネスを追求したこれまでとまるで逆のアプローチにより、より高貴で力強い男性像を助長する重厚感を生み出している。

終始気を配っているのは、縦長のシルエットを強調するロング&リーンのスタイル。ひざ下まで着丈のあるオーバーサイズコート、もしくはウエストの高い位置で合わせたスラックスと好バランスのコンパクトなボンバージャケットなど、日本人体型では難易度の高そうなアウターが主役だ。今シーズンのトレンドであるビンテージライクなシワ加工を加えた肉厚のレザーやムートンジャケット、英国調のツイーディーなトレンチコートも充実させた。英国ムードは中盤からチェックのシリーズへと移行。ニードルパンチを多用し、カシミヤのプルオーバーの肩部分やトレンチコートのラペル部分にほんのりとチェック柄を加えるなど、トーマスならではのハイセンスでチェック柄と遊んでいる。終盤は、ダークトーンを混ぜ独特の光沢を放つベルベットのセットアップシリーズ。今季初めてランウエイに登場したウィメンズのプレ・コレクションも同様のマスキュリンなセットアップが相次ぎ、ミニマルなエレガンスを正統派クラシックに昇華させた。

LOOK

BOTTEGA VENETA x コレクションの記事

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。