ファッション

2年ぶりに「イザ ピンククリスマス」開催 「すべての人の幸せを応援したい」という思いを形に

 セレクトショップのイザ(IZA)は12月21日、恒例のチャリティーイベント「イザ ピンククリスマス2021(IZA PINK CHRISTMAS 2021)」をザ・リッツ・カールトン大阪で開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて昨年は中止を余儀なくされたため、2年ぶりの開催となる。07年に乳がんの啓蒙活動であるピンクリボン運動としてスタートしたイベントだが、支援の幅は年々拡大。14回目となる今年はロゴやコンテンツも刷新し、ピンクリボンだけでなく、災害支援や動物愛護、⼥性の命や健康を守る活動、LGBTQ、ダイバーシティ、サステナビリティなど広がる支援のメッセージを明確化するとともに、「すべての人の幸せを応援したい」という思いを表現した。

 イベントは、BENIのライブパフォーマンスで開幕。昨年リリースした「Beautiful」や、この季節にぴったりな「粉雪」の英語版などを披露し、優しくも力強い歌声で会場を包んだ。続いて行われた女優の杉本彩と田中タキ=イザ代表による「AyaTaki Live〜Another Editon〜」では、普段インスタグラムで配信しているライブトークを会場から配信。来場者や視聴者からの質問に答えながら、息ぴったりのトークを繰り広げた。“パワフルな秘訣”について聞かれると、杉本は「何かを変えたいという思いが湧いてきたときに、腹の底から力がみなぎる」とコメント。そして、10年以上続いている同イベントについては、「継続するには、本当の思いが必要。毎回これだけゴージャスなイベントを開催して、寄付を行うというのは、生半可な気持ちではできない」と話した。それに対して、田中代表は「ベースあるのは、恩返しをしたいという気持ち。何もないところから夫と一緒に商売を始めて、毎年パーティーを開けるということに感謝している。それを世の中に還したい」と答えた。

 ミラノやパリコレのファッションショーの感動を日本でも再現したいという願いから毎年取り組んでいるショーは、本場さながらの長いランウエイが印象的だ。今年は、冨永愛や平田かのんといったグローバルに活躍するモデルに加え、IMALUや奈良裕也、AMIAYA、マドモアゼル・ユリア、秋元剛ら、田中代表と親交のあるゲストもランウエイに登場。イザで取り扱う「ヌメロ ヴェントゥーノ(N21)」「ニナ リッチ(NINA RICCI)」「パトゥ(PATOU)」「セルフ-ポートレート(SELF-PORTRAIT)」「コート(CO|TE)」の新作を披露したほか、ビンテージアイテムに「ダミアーニ(DAMIANI)」のジュエリーを合わせて、「良いもの、好きなものを⻑く愛そう」というメッセージを発信した。

 そのほか、ステージにはランウエイモデルも務めたお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが登場。自身が通っていた教習所の先生のモノマネなど独特のネタを披露し、会場を盛り上げた。一方、冨永は田中代表、向千鶴WWDJAPAN編集統括サステナビリティ・ディレクターと共に、「SDGs」をテーマにしたトークステージに登壇。「私は誰かのために何かをすることが、SDGsだと考えている。17のグローバル目標があって、そこから枝分かれし300以上の指標があるという難しいことを考えるよりも、誰かのためにここに集まるということこそがSDGs。その思いが、これからの地球や子どもたちの未来を支えていくのではないかと思う」と語った。

 会場では、ラグジュアリーブランドの豪華賞品が当たるチャリティーくじも販売。会費の⼀部とチャリティーくじの売上⾦全額を合わせた241万8472円を、公益財団法⼈⽇本対がん協会 乳がんをなくす「ほほえみ基⾦」、公益財団法⼈動物環境・福祉協会Eva、公益財団法⼈ジョイセフの3団体に寄付した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

30代富裕層のホンネに迫る 求める商品&サービスから価値観まで

「WWDJAPAN」1月24日号は、誰もが知りたい「富裕層特集」です。コロナ禍で日本の富裕層市場はバブル期を迎えています。海外渡航の制限により、富裕層は国内でショッピングを楽しんでおり、宝飾や時計、車などの高額品の売れ行きが絶好調。また、若年層や女性の富裕層が増えており、市場の勢いはますます増しています。

詳細/購入はこちら