ファッション

「イザ」が乳がんサバイバーの悩みを解決する下着を開発 「アルバージェ ランジェリー」と協業

 セレクトショップのイザ(IZA)はこのほど、ランジェリーブランド「アルバージェ ランジェリー(ALBAGE LINGERIE)」と協業し、乳がんサバイバーの女性とともにブラジャーを開発するプロジェクト「ザ ブラ(THE BRA)」をスタートした。10月の乳がん早期発見・治療の啓蒙を強化する「ピンクリボン月間」に合わせて、10月12〜18日に伊勢丹新宿店3階でポップアップストア「イザ ウィズ フレンズ(IZA with FRIENDS)」を開き、販売する。

 同プロジェクトでは、乳がん手術を経験した女性たちと対話を重ね、「術後に着用できるデザイン性の高いブラジャーが見つからない」という課題の解決を目指している。アイテムは、ブラトップ(2万900円税込、以下同)とショーツ2種(フルバック1万1000円、タンガ1万2100円)。日本製で、旭化成アドバンスの高機能ファブリック“エコセンサー”と豊島のオーガニックコットン“オーガビッツ”などを採用した。

 着心地とデザイン性を重視したブラトップは、術後の体でもリンパ節の圧迫を感じにくい設計にした。レースは花柄の“TAKI”と“KIKU”の2種類で、“TAKI”はブラックのみ、“KIKU”はブラックとホワイトを用意する。ショーツはフルバックとタンガの2種類。そけい部を圧迫しにくいカッティングを取り入れ、フランス産のレースを全体にあしらったデザインが特徴だ。ブラトップ同様に“TAKI”と“KIKU”の2種類を用意し、“TAKI”はブラックのみ、“KIKU”はブラックとホワイトを用意する。

 メインビジュアルは、イラストレーターの田辺ヒロシによる描き下ろし。同企画に賛同し、「ザ ブラ」のランジェリーを着用した、強くしなやかな女性を表現した。

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