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ユニクロとセオリー、欧州初の複合店を英ロンドンにオープン 22年春開業

 ファーストリテイリンググループのユニクロとセオリーは2022年春、英ロンドンのリージェントストリートに新店舗をオープンする。「ユニクロ(UNIQLO)」と「セオリー(THEORY)」を同店舗内で展開するのは欧州では初。リージェントストリートは、ユニクロが01年に海外初進出として英国に出店した際に、店舗の一つを設けた「われわれファーストリテイリングにとって特別な意味を持つ」(柳井正会長兼社長)場所だ。

 地下1階、地上1、2階の3層の作りで、面積は約1900平方メートル。地上1階の一部で「セオリー」を販売する。店舗が入る建物の上層階3フロアにはユニクロ、セオリーの欧州・英国事業のオフィスが入り、「ユニクロ」のショールームも設置する。リージェントストリートは、「ザラ(ZARA)」や「ホリスター(HOLLISTER)」などのSPAや、ラグジュアリーブランドのショップも出店する商業地。既に「ユニクロ」の大型店があるが、移転し拡大する。英国内の「ユニクロ」店舗数は2月末時点で15。

 出店にあたり、柳井会長は「(英国に初出店した01年からの)20年間でわれわれはグローバルに展開するアパレル企業へと成長した」「(オフィスやショールームも設けることで)重要市場である英国でのプレゼンスを引き続き強化していく」とコメントしている。

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