ファッション

「BMW」がファッション&アートと融合 初代“M1”から新型“XM”へ時と時を繋ぐエキシビション

 ビー・エム・ダブリュー(BMW)は4月4日までの約1カ月間、ポップアップエキシビション「フロイデ・バイ・ビー・エム・ダブリュー – コネクテッド・スルー・タイム(FREUDE by BMW – CONNECTED THROUGH TIME)」を、東京・原宿のヨドバシJ6ビル(旧JING)で開催中だ。
 
 ドイツ語で“歓び”を意味する“FREUDE”を用いて、“FREUDE by BMW(BMWがもたらす歓び)”と名付けられたこのラグジュアリーブランド体験の拠点は、ベルリン発のメディア「ハイスノバイエティ(HIGHSNOBIETY)」の設立者であるデーヴィッド・フィッシャー(David Fischer)がディレクションした。会場には、いけばな草月流による桜や竹のオブジェで装飾された「グレイト(GR8)」のスペシャルショップが華を添え、アートギャラリーやカフェなども開設。
 
 “M”モデル初のプラグインハイブリッドモデル“BMW XM”と、1970年代に誕生した初代“M”モデルである“BMW M1”を向かい合わせに展示し、過去から現在へと続く、伝統と革新を表現した。それはまさしく、“CONNECTED THROUGH TIME(=時と時を繋ぐ)”そのもの。来場者に自動車、ファッション、アートを組み合わせた体験を提供し、ラグジュアリーな「BMW」の世界観を発信する

「BMW」が伝える“運転の歓び”
原宿から世界にメッセージを発信

 「東京の街は常に進化を遂げていて、それを体現しているカルチャーがある。ファッション、アート、ミュージックといった次世代のライフスタイルと『BMW』を融合し、日本から世界にメッセージを発信していきたい」と、ステファン・ポニクバ(Stefan Ponikv)バイス・プレジデント BMW ブランドコミュニケーション アンド エクスペリエンスは語る。「『BMW』のターゲット層であるラグジュアリーコンシューマーにリーチするために一番重要なのは、“FREUDE by BMW(BMWがもたらす歓び)”というスローガンを伝えるためのインスピーレーションだ。この未来志向の観点こそが、『ハイスノバイエティ』と『グレイト』という類いまれなパートナーと組んだ理由。彼らを中心に、自動車とファッション、アート、ミュージックの融合を非常にうまく表現できた。この新しい表現方法で、世界にインスピレーションを与えたい」。

リアルはデジタルよりもパワフル
「BMW」のDNAを体験してほしい

 「ハイスノバイエティ」のフィッシャーは、キュレーションの意図を「ファッションとアートを『BMW』の世界観と融合させること。原宿が世界のファッションの中心だということは、世界中で知られている。原宿で生きる人たちは、若いラグジュアリーコンシューマー。そういう消費者にファッションやアートだけではなく、『BMW』の世界を体験してもらいたかった」と説明する。さらに、リアル開催の重要性については、「世の中どこもデジタル化で、今やデジタルなしでは生きていけない。SNSは僕たちの生活の中に当たり前のようにあるけど、それよりもリアルで触れるものの方が何倍もパワフルで、デジタルでは決して表現できない。このイベントは『BMW』のDNAがまさしく表現されていると思う。現場に来て、体験してほしい」と、続けた。

「グレイト」が表現するのは
歴史と文化が交差する街

 フィッシャーからの依頼で、会場内にスペシャルショップを設営した「グレイト」の久保光博オーナーは、「デーヴィッドさんの頭の中は明確だったので、今自分がやっていることをこの場所で表現するのが、彼に対するリスペクトでもあると思った。実際にイベントが始まり、それは間違いなかったと確信した」と手応えを語る。原宿は「グレイト」が拠点を置く街でもある。「原宿は世界でも稀に見る街。明治神宮という非常に神聖な場所のすぐ隣にクレイジーなファッションタウンが広がっていて、これを日本のオーセンティックな歴史とカルチャーのつながりだと僕は解釈している。今回の『BMW』の過去と未来を繋ぎ合わせるコンセプトにぴったりだ。いけばな草月流による竹のアートや生花といった、日本人が誇る文化と、最新の欧米の洋服を組み合わせることで、『BMW』や『ハイスノバイエティ』のやりたいことが表現できるんじゃないかと考えた」。1カ月に及ぶ会期で、店をどう運営していくかを問うと、「『グレイト』では今300〜350ブランドを取り扱っており、毎日何かがローンチしている。イベントも同じで、毎日アップデートしながら、毎日ディスプレイを変え、毎日それをメールマガジンで配信する。そうすることでお客さんの流動が生まれて、認知も高まっていくはずだ」と答えた。

「BMW」と原宿をよく知る3人に
「BMW」の魅力を聞いた。

INFORMATION
FREUDE by BMW – CONNECTED THROUGH TIME

日程:3月4日〜4月4日
時間:各日11:00〜20:00
場所:ヨドバシJ6ビル(旧JING)
住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6(JR「原宿駅」東口から徒歩2分、東京メトロ「明治神宮前駅」一番出口直結)
入場:無料

PHOTO:KAZUSHI TOYOTA
INTERVIEW & TEXT :YUKI KOIKE
問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269437
(平日 9:00〜19:00/土日祝 9:00〜18:00)