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注目を集める“アイブロウ” 2021年4月「アットコスメ」の口コミランキングTOP5から読み解くヒットの法則

 マスク着用で、改めてコスメやツールを見直す人が多い「アイブロウ」。ユーザーからの口コミ評価が高いヒットアイテムは何か?今回は、「アットコスメ(@COSME)」4月の口コミから「アイブロウ」TOP5をお届けする。さらに「アットコスメ」に寄せられた口コミを、原田彩子「アットコスメ」リサーチプランナーが解説。ヒットの法則をひもとく(集計期間:2021年4月1日~30日)。

――4月、「アイブロウ」に関連するキーワードで頻出したのは?

原田彩子「アットコスメ」リサーチプランナー:4月のアイブロウの口コミで最も出現したのは「色」。これは2020年同月と比較しても同じ傾向であり、不変の評価ポイントと言えそうだ。髪色に合わせたナチュラルな色味を求める一方で、オシャレで抜け感があるとパープルやピンクなどを選択する口コミも増えている。眉毛にも血色感を求める声も聞かれており、マスク生活の中で工夫しながら楽しむ傾向が垣間見られる。また、「細かいラインが描ける」、「ブラシが小さい」ことを求める声も増加している。眉毛1本1本に対するこだわりやナチュラル感を求める傾向が高まっているようだ。さらに、眉毛がすぐに消えることを気にする人が多く、「消えない」、「崩れない」に対する口コミも増加している。マスクで見える部分が限られていることにより、今まで以上に気にする人が増えているようだ。

21年4月「アイブロウ」クチコミランキング

1位「ケイト」“デザイニングアイブロウ3D”(全4種うちWEB限定1色、各1210円)

 17年リニューアル発売し、「@cosmeベストコスメアワード2020 殿堂入り」を果たしている。「3色のグラデーションで、付属のブラシもあるためメーク初心者でも使いやすい」といった声から、「グラデーション、ノーズシャドーや涙袋の影など幅広く活用できる」と、メーク上級者まで幅広い層がクチコミを寄せている。これ一つで、さまざまな使い方ができるという点が魅力。「万能」というキーワードも頻出している。

2位「ヘビーローテーション」“カラーリングアイブロウ”

 11年の発売以来「アットコスメ」では長きにわたり人気の商品であり、クチコミ件数は約1万件に及ぶ。「@cosmeベストコスメアワード2014 殿堂入り」している。「学生のころからリピし続けて10年」「中学生から使っている」という声も見られる。「カラーバリエーションが豊富なので、自分に合うカラーが見つけやすい」「髪の色に合わせて簡単にニュアンスが変えられる」「あか抜ける」といった声が多数。コスパの良さも高く評価されている。

3位「セザンヌ」“超細芯アイブロウ”

 「@cosmeベストコスメアワード2020 ベストアイブロウ」第1位を受賞したアイテム。「芯が細くてビックリ!」「超細で1本1本書き足すのにちょうど良い」「自眉みたいにきれいに描ける」という声。また「500円という価格が信じられない」というコスパの良さも評価されている。

4位「エクセル」“パウダー&ペンシル アイブロウEX”

 12年発売以来、「アットコスメ」では長きにわたり人気の商品であり、リピーターからの口コミも多い。ペンシル・パウダー・ブラシが一体になっており、簡単にふんわり眉に仕上がると使い勝手の良さを評価する声が多数。カラーも全8色と豊富(2021年4月時点)で、「今の自分の髪色に合う物が必ず見つかる」「髪色を変えるたびに、いろんなカラーにお世話になっている」という口コミが散見される。「新色出たら逆にそっちに髪色合わせちゃいそう」という声もあがるほど熱狂的なファンがいる。

5位「デジャヴュ」“アイブロウカラー”

 2020年1月発売。比較的ロングセラー商品が多いアイブロウランキングの中で発売から1年強の商品。「眉サイズに合う極小ブラシ」「細かなところまでしっかり塗れる」「ブラシが細くて、つけすぎ防止にもなり塗りやすい」と塗りやすさを評価するコメントが多い。

――「アイブロウ」カテゴリー以外で好調だったのは?

原田彩子「アットコスメ」リサーチプランナー:目元周りで言うと、「まつげ美容液」のカテゴリー。新型コロナウィルス感染拡大により、サロンでのまつ毛エクステからセルフケアに移行した人が多く、おうち美容の一環として購入する人が多い。口コミで「まつ毛美容液は気長に続けることが大事」と言われるように、忍耐が必要とされる「マツ育」への意欲も高まったと思われる。筋トレを始めた人も多いようだが、このご時世だからこそより高まりを見せているニーズであろうと推察する。

小竹美沙:1984年生まれ。女性誌やウェブマガジンで、ナチュラル&オーガニック&サステナブルなコト、モノ、人びとについて取材&発信中。2009年から恵比寿のファッションスクールのオフィシャルライターとして広報資料のライティングにも携わる

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