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ワールド最終赤字171億円 21年3月期、2度の構造改革で

 ワールドの2021年3月期連結業績(国際会計基準)は、純損益が171億円の赤字(前期は80億円の黒字)になった。最終赤字としては過去最大になる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗の臨時休業やその後の消費低迷を受けて、昨年8月と今年2月に公表した2度の構造改革によって巨額の特別損失を計上した。

 売上高に相当する売上収益は前期比23.7%減の1803億円。EC(ネット通販)売上高は同15.4%増、売上高に占めるEC化率は7.7ポイント増の21.8%に上昇したものの、リアル店舗の既存店売上高の31.9%減のダメージが大きかった。本業のもうけを示すコア営業損益は64億円の赤字(前期は135億円の黒字)だったが、下期(9〜3月)は黒字を確保した。計12ブランドの事業終了もあって、期末店舗数は純減309の2194店舗になった。希望退職の実施によって434人が退職した。

 22年3月期の業績予想は、売上収益で前期比8.9%増の1964億円、コア営業利益で63億円、純利益で35億円を見込む。

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