ファッション

「H&M」がエチオピア発の「レムレム」とコラボ アフリカの職人技に光を当てる

 「H&M」は恒例となっているデザイナーコレボレーション企画で、エチオピア出身のスーパーモデル、リヤ・ケベデ(Liya Kebede)とタッグを組む。4月22日に、同氏が手掛けるアフリカの職人技を生かしたブランド「レムレム(LEMLEM)」とのコラボアイテムを発売。一部の店舗とECで30アイテムを取り扱う。

 ケデベはモデル・俳優として活躍する傍ら、妊婦や子どもの健康のために活動する慈善家だ。2005年にリヤ ケベデ ファウンデーション(LIYA KEBEDE FOUNDATION)を設立し、06年にエチオピアの公用語アムハラ語で開花と繁栄を意味する“レムレム”から、レムレム ファウンデーション(LEMLEM FOUNDATION)に改名。同財団を通じて女性の職人に向けて、平等な雇用機会や医療へのアクセス、安定した生産環境などの提供に取り組む。社会的企業ともパートナーシップを結んで、エチオピアおよびケニアを拠点とする職人のスキルアップを支援。アフリカだけでなく、世界のファッション業界で活躍できるようトレーニングを提供している。07年には、故郷エチオピアを訪れた際に衰退していく伝統工芸品市場を目の当たりにしたことをきっかけに、アパレルブランド「レムレム」を立ち上げた。ブランドを通してアフリカの伝統的な織物や職人技にフォーカスを当て、現地での生産拡大と雇用の創出に力を注いでいる。

 コラボレーションではカフタンドレスや半袖ワンピース、スイムウエアなど、夏に向けたアパレルの数々をそろえる。それぞれに“Lemlem x H&M”タグを付与し、オーガニックリネンやリサイクルポリエステル、テンセルリヨセルといったサステナビリティを考慮した素材を使用。「レムレム」を象徴する鮮やかなブルーやネオンカラーに加えて、淡いピンクやグリーンを取り入れてタイムレスな雰囲気を創出した。ゆったりとした爽やかなアパレルアイテムのほかにも、ゴールドを基調としたジュエリーやバッグといったアクセサリーも充実させた。またコラボレーションの一環として「H&M」は、レムレム ファウンデーションに10万ドル(約1000万円)を寄付する。

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