ファッション

美容男子からファッションデザイナーまで 「プロデュース101 ジャパン」元練習生によるパフォーマンスユニット「円神」とは

 グローバルボーイズグループJO1を輩出したオーディション番組「プロデュース101 ジャパン(PRODUCE 101 JAPAN )」の元練習生によるパフォーマンスユニット「円神」がデビューした。メンバーは、宮里ソル、A.rik(エーリック)、中本大賀、瀧澤翼、山⽥恭、草地稜之、中林登生、中谷日向、熊澤歩哉の9人で構成する。メンバーのエーリックは自身のアパレルブランド「ウップシュ(OOPSH)」を手掛けるなど、それぞれが歌手や俳優、モデルといったさまざまなフィールドで活躍する。エーリックとグループ最年少の高校生でリーダーの瀧澤翼、中谷日向に話を聞いた。

WWD:リーダーの瀧澤さんは現役高校生?

瀧澤:はい。普段は高校に通いながら、個人で俳優活動もしています。

WWD:芸能界を目指したきっかけは?

瀧澤:幼稚園の頃にたまたまテレビの取材を受けたんです。その時にテレビに映る自分を見て「将来はテレビの向こう側に行きたい!」と思い、小学校2年生くらいで子役事務所に入りました。

WWD:「円神」の魅力を教えてください。

瀧澤:僕たちの最大の魅力は個性です。それぞれが違った特技やバックグラウンドを持っていて、良い意味でぐちゃぐちゃ。まとめるのは大変ですが、いろんな方面で活躍できるポテンシャルがあるグループです。

WWD:エーリックさんはファッションブランドも手掛けていますね。

エーリック:昔から洋服が好きで、オーディションを受ける前から自分でブランドを持ちたいと思っていました。オーディションに落ちてしまい、挑戦するなら今だと思い「ウップシュ」を立ち上げました。

WWD:ブランドのコンセプトは?

エーリック:“おっと、そうだ!子どもの気持ち“です。大人だからこうしないといけないとか、この年だからあの洋服は着られないよとか、そういうのに僕はとらわれたくない。年齢関係なく、好きなものに挑戦して欲しいという思いを込めました。アイテムはユニセックスで、子ども服までそろえています。今は、学生から僕のお母さん世代まで幅広く着てくれています。特に僕をキャラクター化したデザインのアイテムなどが人気です。

WWD:ファッションデザインの知識はどこで身に付けた?

エーリック:自分の好きなものを描くことを大事にしたかったので、あえて学校には通いませんでした。学校に行ったら既成概念にとらわれちゃうかなと思って。出身の沖縄のつながりで情報を集めて、ユーチューブでいろんな人がデザインを描いているのを見て勉強しました。

WWD:参考にしているブランドはある?

エーリック:実はブランドとかあんまり知らないんですよ。よくオススメのブランド教えてって言われたりするんですけど、全然わかんなくて。最近買ったのは「ナナナナ(NANA-NANA)」のバッグ。基本自由に組み合わせます。

WWD:中谷さんは美容に詳しいと聞きましたが?

中谷:はい。韓国に行ったことがきっかけで美容にハマりました。韓国の男性は普通にメイクもしていて肌もとても綺麗なんです。僕は肌に悩みがあったので、挑戦したら変われるかもしれないと思い、最初はとにかくその時に流行っていたコスメや美容アイテムを試してみました。

WWD:普段のメイクにはどれくらい時間かける?

中谷:トータルで45分〜1時間。毎日違う自分でいたいので、その日の朝の気分で「今日はちょっとピンクを入れよう」とか、「ブラウンにしてみよう」とか、髪型も合わせて考えています。最近スキンケアでハマっているのが「バニラコ(VANILLACO)」。メイクは「エスポワール(ESPOIR)」です。

WWD:今でこそジェンダー関係なくみんながメイクを楽しめるようになってきたが、最初は抵抗があった?

中谷:正直抵抗がありました。メイクをすれば女性的に見られるし、女々しいと思われる。でもやっぱり清潔感があった方が良い。韓国の男性がちゃんと日々スキンケアをして、メイクできちんと肌をきれいに見せる努力をしているところに感化されました。最近は周りもK-POPブームの影響でメイクに挑戦する男友達が増えて、お互いに情報交換しています。「円神」のメンバーにも好きなブランドを紹介しています。

WWD:12月には初の舞台公演を控えている。

瀧澤:テーマは“出会い“です。メンバーの中には舞台の経験がない人もいます。ファンの皆さまが僕らの新しい一面に出会い、僕ら自身もこの舞台を通して新しい自分に出会うことができると思います。「円神」の最大の魅力である個性を生かしながら、ダンスや歌、芝居を組み合わせて僕たちにしか出せない色を出すことを目指します。

エーリック:僕は沖縄出身なので、まずセリフのイントネーションが難しい。しかも、みんなそれぞれ違う演技の正解があって、僕はどう見られたらいい演技なんだろうって日々考えながら稽古しています。

WWD:最後にそれぞれの将来の夢を教えてください。

瀧澤:日本を代表する、歌って踊れる俳優になりたいです。三浦大知さんとか参考にさせていただいています。個人でユーチューブチャンネルを開設しようと思っているので、そこで僕にしかできない表現の場にしていきたいなと思っています。

エーリック:僕のロールモデルはジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)。ブランドをやりながらしっかりソロで音楽活動をしてみたり表に出るクリエイターを目指したいです。

中谷:正直芸能界にいると、「こうなりたい」の像が変わるんです。年々自分の課題が見つかって、やりたいこともたくさん増えます。だからこそ、ずっと芸能界にいていろんな自分を発見していきたい。今はモデルとしていろんな作品に携わって、ファッションや映像など、表現の幅を広げたいですね。

■円神 Debut Stage 「nonagon(ノナゴン)〜始まりの音〜」
会期:東京公演:12月4〜7日/大阪公演:12月11〜13日
場所:(東京)東京国際フォーラムホールC/(大阪)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
チケット:前売り8000円

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