ファッション

「スウォッチ」が今度は機械式時計を植物由来の素材で製作

 スイスの時計ブランド「スウォッチ(SWATCH)」は、このほど植物由来の素材を用いた機械式自動巻き時計“システム51”を発売した。価格は1万7000円。同ブランドは9月に時計ブランドとして量産体制で初めて、従来プラスチックだったケースやベルトをトウゴマという多年草の種から抽出した2種類のバイオ素材に置き換えたクオーツ(電池式)時計(8000円)を発売していた。

 “システム51”は51個のパーツからなり、組み立ての全工程が自動化されている。機械式自動巻き時計は、装着した人が腕を動かすたびに内部のローターが回転してゼンマイを巻き上げ、電池が不要。

 「スウォッチ」は、「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」など名だたる時計ブランドを抱える世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のブランド。グループ内で最もカジュアルだが、グループ名にもなる重要な存在であり、新たな素材や技術は「スウォッチ」に優先的に導入される。

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