ファッション

「スウォッチ」が今度は機械式時計を植物由来の素材で製作

 スイスの時計ブランド「スウォッチ(SWATCH)」は、このほど植物由来の素材を用いた機械式自動巻き時計“システム51”を発売した。価格は1万7000円。同ブランドは9月に時計ブランドとして量産体制で初めて、従来プラスチックだったケースやベルトをトウゴマという多年草の種から抽出した2種類のバイオ素材に置き換えたクオーツ(電池式)時計(8000円)を発売していた。

 “システム51”は51個のパーツからなり、組み立ての全工程が自動化されている。機械式自動巻き時計は、装着した人が腕を動かすたびに内部のローターが回転してゼンマイを巻き上げ、電池が不要。

 「スウォッチ」は、「オメガ(OMEGA)」や「ブレゲ(BREGUET)」など名だたる時計ブランドを抱える世界最大の時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のブランド。グループ内で最もカジュアルだが、グループ名にもなる重要な存在であり、新たな素材や技術は「スウォッチ」に優先的に導入される。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。