ビューティ

「サロニア」から初となる美顔器が誕生 エントリーモデルとしてシンプルケアを重視

 I-neが展開する美容家電ブランド「サロニア(SALONIA)」は8月19日、ブランド初となる美顔器「スマートモイスチャーデバイス」と専用の美容液「スマートモイスチャーセラム ベーシック」を発売する。価格は美顔器が1万2000円、美容液は2980円。販路は公式ECサイトや「楽天」「アマゾン(AMAZON)」などを予定している。

 美顔器は「サロニア」のブランドコンセプトである“BEAUTY is simple 続けられるキレイを。”に基づいて、毎日手軽に続けられるようにシンプルさにこだわった。「最近は多機能な美顔器も多く販売されているが、まずはエントリーモデルとして使っていただき、かつ続けられるように考えた」と多田美咲ブランドマネージャー。朝と夜の洗顔後の使用を基本に、美顔器はボタン一つで簡単に操作でき、モードも一つのみで3分で完了するシンプルケアを提案する。

 ポイントとなるのはイオン導入と超音波。イオンの力で保湿成分を浸透させ、肌の潤いをアップ。また1秒に300万回の振動で肌に刺激を与えながら保湿成分の浸透をサポートする。優しい振動と心地よい温かさで、マッサージ感覚の気軽さが特徴だ。 

 美顔器には見えないユニークなデザインにもこだわる。「女性の手でも持ちやすく、また自立式で置きやすい形状となっている。スタイリッシュなマットシルバーで洗面台にもなじみやすいカラーを採用。使用後は表面を拭き取るだけと、お手入れも簡単。また専用美容液は化粧水、乳液、美容液、クリーム、パックの機能を兼ね備えた1本5役の多機能美容液。美顔器との相性を考えて成分を配合し、テクスチャーもたれにくいとろみのあるテクスチャーとなっている」。

 同社の調査(サンプル数1万4321)によると「美顔器を所有している」ユーザーは約20%にとどまる中、「美顔器に興味があるが所持していない」ユーザーは約31%と、所有者の1.5倍の潜在ニーズがあることが分かったという。そうした市場のニーズと、「値段が高い」や「使い続けられるか不安」といった声に応えられるように今回の製品開発を行ったという。「社内でもユーザーアンケートを実施し、どうすれば使ってもらえるかを調査し開発を進めた。『サロニア』の知名度を生かしつつこれまで美顔器を使ってなかったユーザーにアプローチしていきたい」。

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