ビューティ

シリーズ累計売り上げ7000万本突破の「BOTANIST」が、植物由来原料を配合した「ビーガンライン」を発売

 I-neが展開するシリーズ累計売り上げ7000万本突破の「ボタニスト(BOTANIST)」は、ブランド誕生5周年を機に動物性原料を一切使用しないビーガンラインをボタニスト トーキョー(BOTANIST TOKYO)、公式ウェブサイト、オンラインストアで1月23日に発売した。ラインアップは「ヴィーガンシャンプー モイスト」(2400円)と「ヴィーガントリートメント モイスト」(2400円)の2品。

 開発背景について、「Mintel GNPD」を使用した同社の調べによると、「世界の美容化粧品・ヘルスケア市場において、動物性フリーのビーガン製品の割合は増加傾向にあり、2019年には前年比1.5倍と推移している。消費者の潜在的ニーズを解析する自社AI予測システムにおいても、ビーガンという語は同10%増と高い成長比率だった」と、小林麻美BOTANISTブランドチーム・ブランドリーダー。また、ビーガンラインは動物性由来原料や素材が含まれていないことを示すビーガン認証と、製造過程で動物実験が行われていないことを保証するピータ(PeTA)認証を取得している。

 製品のポイントは、持続可能な開発目標(SDGs)の「13.気候変動に具体的な対策を」の取り組みとして、CO2削減が期待できるサトウキビ由来のバイオプラスチック容器を採用した点。処方では、砂漠に自生する植物ミロタムヌスの保湿力の源となるグリセリルグルコシドや加水分解エンドウタンパクを配合し、潤いがありながらもふんわりと軽い洗い上がりを目指した。

 同社はSDGsの目標を定めたブランドマニフェストも発表し今後前述の13に加え、「12.つくる責任つかう責任」「15.陸の豊かさも守ろう」に取り組む。2020年秋頃よりテラサイクル社の循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」にパートナー企業として参加。Loopショッピングプラットフォーム内限定でシャンプー・トリートメントの一部シリーズの専用リユース容器での販売も予定している。

BOTANIST x ビューティの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。