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一時撤退した米ジーンズ「エージー」が伊藤忠傘下で日本再デビュー

 米国ロサンゼルスのジーンズブランド「エージー(AG)」が、伊藤忠商事を新パートナーに2020-21年秋冬で日本再デビューを果たす。伊藤忠商事が日本における独占輸入販売権を持ち、子会社のコロネットが販売する。同ブランドは本国アメリカの100%子会社だったエージー ジャパンが19年11月に解散したため、20年春夏は日本で展開していなかった。

 昨年10月に旗艦店である表参道店が閉店して現在直営店はないが、一時クローズしていたECも復活させた。卸についてプレス担当者は、「百貨店など一部の取引先は引き継ぎ、同時に新たなアカウントも増やしている」と話す。

 同ブランドは、2000年に“デニムの神様”ことアドリアーノ・ゴールドシュミット(Adriano Goldschmied)と現最高経営責任者兼プレジデントのユル・クー(Yul Ku)がスタートさせた。洗い加工でリアルなビンテージ感を表現した“エイジド(AG-ed)”シリーズが一世を風靡し、2000年代のプレミアムジーンズブームをけん引した。

【エディターズ・チェック】
「エージー」の中心価格帯は3万~3万5000円ほどで、ジーンズにとって“難しい”といわれるゾーンだ。“サステナブル”を旗印にロサンゼルスとメキシコの自社工場で一貫生産を行うが、日本市場にあらためてどうアプローチするのか?伊藤忠商事およびコロネットの手腕が問われる。