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リメイクブランド「スリュー」が古着を使ったマスクを表参道で配布 300枚を用意も開始10分で終了

 植木沙織がデザインするリメイクブランドの「スリュー(SREU)」は3月19日、古着を再利用して作ったマスク300枚を、東京・表参道の街頭で配布した。さまざまな色柄のおしゃれなマスクを求めて人だかりができ、開始から10分余りで配布は全て終了した。

 新型コロナウイルス感染拡大により、「楽天 ファッション ウィーク東京」(3月16~21日)は中止となった。同ブランドも16日に北青山のワールド本社ビルで予定していたショーを取りやめたが、「今、われわれにできることをすべきだ」(植木デザイナー)との思いでマスク配布を企画。ショーに出演予定だったモデルたちも協力し、道行く人にマスクを手渡した。

 マスクは、「スリュー」のスタッフが約1週間かけて製作。古着で作ったマスクには感染症ウイルスなどを完全に予防する効果はないが、植木デザイナーは「マスクをファッションアイテムとして楽しんでもらい、少しでも世の中を明るくできたら」と話す。

 マスクの製作にあたっては、東レが素材として人工皮革「ウルトラスエード」を提供。ワールドの協力も仰ぎ、同社傘下のティンパンアレイが運営する古着チェーン「ラグタグ(RAGTAG)」で回収した古着を活用した。

 また、「スリュー」は2020-21年秋冬コレクションでの「ラグタグ」との協業を発表している。「ラグタグ」店舗で買い取り価格がつかず、無償回収となった古着の中から、植木が選んでリメイクする。製作には、東京・南青山のワールド本社ビル地下1階の若手デザイナーのためのオープンスペース「クリエイターズラボ」を活用し、コラボアイテムは「ラグタグ」の一部店舗やポップアップストアなどで販売する。