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阪急うめだ本店がジュエリーと時計売り場を6階に移設拡大 「カルティエ」が2層に、「ロレックス」は新装オープン

 阪急うめだ本店は今春の改装で、5階ジュエリー売り場の一部と7階ウオッチ売り場を6階に移設拡大する。新型コロナウイルスの感染拡大で足元ではやや勢いが弱まっているとはいえ、この間インバウンド(訪日外国人客)と国内富裕層のおう盛な消費に支えられて館全体をリードしてきた高額品売り場を拡張することで、売り上げアップを目指す。同様に好調である化粧品についても、今春の改装で拡大している。

 これまで、5階の1フロアのみだった“インターナショナルブティックス”売り場を、6階の一部にも拡大。6階売り場はジュエリーとウオッチブランドで構成する。ジュエリー売り場では数千万円~数億円台のハイジュエリーの充実がポイント。「通常はフェアなどでのみ販売してきたハイジュエリーを常時販売する」(井戸博美ラグジュアリー商品統括部シニアバイヤー ジュエリー担当)体制にする。

 具体的には、5階のみで展開してきた「カルティエ(CARTIER)」を5、6階の2層に拡大し、店内で両フロアの行き来ができるようにする。また、5階にあった「ブシュロン(BOUCHERON)」「ショーメ(CHAUMET)」「ショパール(CHOPARD)」は6階に移設拡大。3階にある「タサキ(TASAKI)」は3階にも売り場を残しつつ、6階でも展開。品ぞろえをフロアによって変え、6階は高額商品、ブライダル商品とし、3階はモード寄りのデザインのアイテムをそろえる。4月上旬を目途に行うこれらの移設拡大により、ジュエリー売り場は約450平方メートル増えて、5、6階合計で約1450平方メートルとなる。従来から5階で展開している「ブルガリ(BVLGARI)」「グラフ(GRAFF)」なども、順次リニューアルを進める。

 7階のウオッチ売り場(約280平方メートル)も6階“インターナショナルブティックス”に移設し、面積を約2.5倍に拡大。2月5日以降順次リニューアルオープンする。「ブレゲ(BREGUET)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「ブランパン(BLANCPAIN)」などが西日本初の直営ブティックを出店する他、2月19日に「ロレックス(ROLEX)」がオープンする。「以前はジュエリーブランドのウオッチを身に着けていた女性が、このところ機械式時計を購入するケースが増えている。直営店拡大によりレディスの品ぞろえは3倍になり、300万円以上のハイウオッチも増えるため、そうした女性のニーズも取り込む」(村田竜一ジュエリー&ウォッチ商品部アシスタントバイヤー ウォッチ・メガネ担当)という。ウオッチ売り場の中心には、職人が常駐し修理などを行う工房も新設する。

 今回の改装によって“インターナショナルブティックス”となる6階フロアの一部は、元々はプレミアムスキンケアを中心とした化粧品や、Lサイズ婦人服の売り場だった。化粧品は1月下旬に7階への移設拡大を済まており、Lサイズ婦人服も8階(元紳士服売り場)に19年11月に移設を済ませている。