ファッション

スタイリストでデザイナーのイアン・コナーが拳銃の不法所持で1年間の服役か

 エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)をはじめ多くのラッパーのスタイリストを務めるほか、スニーカーブランド「リベンジ × ストーム(REVENGE x STORM)」やアパレルブランド「シッコ(SICKO)」を立ち上げるなど、多岐にわたって活躍するイアン・コナー(Ian Connor)が自身のツイッターで、拳銃の不法所持により1年間服役することを明らかにした。

 コナーは日本時間の6月28日、ツイッターを立て続けに更新。3年間で2つの拳銃を違法に所持していたことを問われて1年間服役することになると説明し、自身の罪を認めた。一連の投稿の中では、「リベンジ × ストーム」と「シッコ」のデザイナー&ディレクターは先日プロポーズしたモデルのレイヴン・トレーシー(Raven Tracy)が引き継ぐことも発表。現段階では実際に服役したかどうかは明らかになっていないが、コナーのツイッターは29日投稿された「Love Y’all, Until Next Time(みんな愛してる、また会う日まで)」のツイートを最後に更新が途絶えている。

 ツイートには、「嘘だと言ってくれ」「刑務所に行くためにプロポーズしたんだろ?」などさまざまなコメントが寄せられているが、コナーは「全て俺が選択したことだ。何があっても受け入れる」「プロポーズは彼女の誕生日だったから」とコメントしている。

 イアン・コナーは、1993年ニューヨーク生まれ。2012年ごろからブランド「L3NF」を立ち上げるなどしてSNSで注目を集め、当時カニエ・ウェスト(Kanye West)のクリエイティブ・コンサルタントを務めていたヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)と知り合ったことをきっかけにファッション業界に進出。ヒップホップ集団エイサップ・モブ(A$AP Mob)の一員になるだけでなく、ファッション・アドバイザーとしてカニエの「イージー(YEEZY)」をサポートしモデルも務めるなどして活躍。その後、ラッパーのウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)やプレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)のスタイリストを担当し、「リベンジ × ストーム」やエイサップ・ロッキーと共にクリエイティブ・チームのアウグ(AWGE)を立ち上げるなど、昨今のブラックカルチャーの興隆を支える存在だった。一方、プライベートでは性的虐待の疑いで告訴され、エイサップ・バリ(A$AP Bari)とは殴り合いの喧嘩をするなど、素行の悪さが目立っていた。

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