
物価高が続き、消費者の目線はこれまで以上にシビアになっている。そんな中でも、着実に成果を上げる業態には、それぞれ明確な強みと戦略がある。ここではそんな人気業態に、顧客の心のつかみ方について詳しく聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月22日号からの抜粋です)
色の鮮度やシルエットの工夫で変化を
気象軸でMDの再構築を進めるオンワード樫山の「ニジュウサンク(23区)」は、目にとまる色や素材がもたらす「高揚感」、機能や扱いやすさを兼ね備えた「利便性」、オンオフ問わず着こなしやすい「汎用性」に着目する。佐野康博・部長は「特にフリーのお客さまは気温に忠実。寒くなってきたか、暑くなったのかというマインドが購買意欲に如実に現れている」と顧客心理を分析し、ニーズに常に寄り添いながら開発を進めている。
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