
I-neの「サロニア(SALONIA)」が2026年3月に発売したペン型美顔器“フェイスカレントポインター”(1万3200円)が、発売から約4カ月でオンライン累計出荷個数の計画比401%を記録した。7月には、Aiロボティクスの「ブライト(BRIGHTE)」も1万円台の非電動ツールを投入。充電や準備の手間を減らし、仕事中や外出先でも使える商品が相次いでいる。
「サロニア」
“フェイスカレントポインター”(1万3200円)
「サロニア」の商品は、顔の気になる箇所を押すポインターと、カッサ、マイクロカレント機能を組み合わせた。充電やジェルを必要とせず、持ち運んで使える。
開発時に着目したのは、美顔器を購入しても使い続けられない人が少なくないことだった。同社のメンバーにも「使うのは最初のみで、気づけば引き出しの奥にしまったまま」という経験があったという。そこで、仕事の休憩中や外出先、家事の合間にも取り出せるペン型を採用した。
当初想定していたのは、美顔器を購入しても使わなくなった層だった。しかし実際には、すでに複数台を所有し、用途に応じて使い分ける層からも支持されたという。自宅では大型の美顔器、仕事中や外出先ではペン型と、買い替えではなく追加購入につながったという。
「ブライト」
“フェイスハートポインター”(1万2650円)
「ブライト」は7月17日、“フェイスハートポインター”(1万2650円)を発売した。ポインターとハート形のカッサを一体化した約51グラムの非電動ツールで、オフィスや自宅でスマートフォンやテレビを見ながら使うことを想定する。
同社はこれまで2万円を超える電動美容機器を中心に展開してきたが、充電を不便に感じる顧客が一定数いることを把握していたという。今回は海外のOEM先と直接取引することでコストを抑え、1万円台に設定した。
美容家電は高機能化・多機能化を続ける一方で、充電や準備の手間を減らし、使う場面を広げる商品も増えている。各社の商品開発では、機能だけでなく、生活者が無理なく使い続けられることや日常生活への取り入れやすさにも比重が置かれるようになっている。