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ボッテガ・ヴェネタのCEOが3月31日付で退任 4月1日付でモンクレールのCEOに就任

ケリング(KERING)は1月20日、傘下に持つボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のレオ・ロンゴーネ(Bartolomeo Rongone)最高経営責任者(CEO)が3月31日付で退任することを発表した。後任は未定。なお、同氏は4月1日付でモンクレール・グループ(MONCLER GROUP以下、モンクレール)のCEOに就任する。これに伴い、同社のレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼CEOはエグゼクティブ・チェアマンに就任する。

ロンゴーネ新CEOの経歴

ロンゴーネ新CEOは、イタリア生まれ。ラグジュアリー分野の市場アナリストとしてキャリアをスタートし、2001年にフェンディ(FENDI)に入社した。なおフェンディは同年、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下となっている。同ブランドで、ビジネス・インテリジェンスの責任者や、製品プランニングおよびクライアント・リレーションシップ・マネジメントの上級職などを歴任。12年には、ケリングが擁するサンローラン(SAINT LAURENT)の最高執行責任者に就任した。19年9月から現職。

両社トップのコメント

ケリングのルカ・デメオ(Luca de Meo)CEOは、「レオの6年にわたる『ボッテガ・ヴェネタ』への多大な貢献とリーダーシップに感謝する。在任中、彼はチームとともに重要なマイルストーンをいくつも達成し、ブランドの継続的な発展を支えた。彼の今後の成功を心から願っている」と語った。

ルッフィーニ新エグゼクティブ・チェアマンは、「会社組織の自然な進化や、将来的な世代交代の可能性を見据え、今回の人事を決断した。当社は次第に領域を拡大することで成長してきたが、現在は複雑さを増し、急激に変化し続ける環境の中にある。このため、成長の新たなフェーズをサポートするべく組織構造を強化することにした。レオとは価値観やビジョンが一致しており、より強く機敏な組織をともに構築し、新たな機会を獲得していけると感じた。彼のラグジュアリー分野に関するナレッジと顧客第一のアプローチは、当社の将来に大きく貢献してくれるものと確信している。私は引き続き戦略的なビジョンを担い、事業の一貫性と継続性を確かにする」と述べた。

ロンゴーネ新CEOは、「新たな役職への任命は大変光栄で、大きな責任を感じている。レモや経営陣とともに献身的かつ情熱的に働き、モンクレールのアイデンティティーや強さを定義してきた価値観を大切にしつつ、新たな成果を上げられるようチームを率いていきたい」と話した。

なお、組織再編の一環として、モンクレールのロベルト・エッグス(Roberto Eggs)最高ビジネス兼グローバルマーケット責任者が3月1日付で退任する。同氏は取締役会には引き続き在籍するという。

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