ファッション

【スナップ】「ディオール」に豪華セレブ大集結 新旧コレクションで転換期を象徴するゲストの装い

ディオール(DIOR)」は10月1日(現地時間)、2026年春夏コレクションをパリで発表した。ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)によるウィメンズのデビューショーには、ジョニー・デップ(Johnny Depp)やアンナ・サワイ(Anna Sawai)、アンバサダーに就任したグレタ・リー(Greta Lee)、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)「ヴァレンティノ(Valentino)」クリエイティブ・ディレクター、カミーユ・ミチェリ(Camille Miceli)「プッチ(PUCCI)」アーティスティック・ディレクター、日本からは新木優子と中谷美紀ら、世界中から豪華セレブリティーが来場した。セレブの多くは、創業者にオマージュを捧げる花のモチーフや“シガール“などアーカイブから着想を得た建築的な構造のアンダーソンによるファーストコレクションに身を包み、ランウエイ外で新生「ディオール」を体現していた。

一方、メゾンの上顧客や大手メディアの編集長、インフルエンサーたちは、ヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)による1928年の小説「オーランド(Orlando)」を着想源にした、2025-26年秋冬コレクションを堂々と着こなす。小説の舞台であるエリザベス朝を思わせるコルセットや、フリルをふんだんにあしらったブラウス、レースやチュールのドレスでロマンチックな雰囲気を演出した。“レディ ディオール“はゲストの手元を飾る定番バッグだが、今回のランウエイに登場したアンダーソンが手掛けるワンハンドルの新作バッグ“ディオール シガール“も、メゾンの新たなアイコンとしての兆しを見せていた。ショー会場外には、華やかなセレブリティースナップと「ディオール」にとっての変革の瞬間が混在する、パリコレならではの非日常的な光景が広がっていた。

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