
ファッション業界は華やかで多くの人を引きつける世界だ。今回の特集をご覧になったあなたも、その魅力を感じ取れたのではないか。しかし、輝きはそこだけにあるわけではない。販売員として培った感覚や経験を糧に、さまざまな道で自分らしく輝き続ける人たちがいる。そんな中で今回は、ハリウッドセレブから熱烈な支持を集め「世界で最も予約が取れない」と称されるネイルアーティストのブリトニー・トーキョーと、世界的DJ大会「Red Bull 3Style」2017年の日本大会で日本人女性として初めてチャンピオンの座に輝いた実力派DJ RINAに光を当てる。元販売員の彼女たちの“今”に迫る。(この記事は「WWDJAPAN」2025年9月22日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
Britney TOKYO
ブリトニー・トーキョー/ネイリスト
- 高校時代にアメリカ留学
- 美大受験に失敗し附属の短大に入学(プログラミングデザイン専攻)
- ショップ店員(3カ月)
- 日本のネイルスクールに入学・ネイルサロンで勤務
- ネイルアーティストとして活動中(現在)
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ネイルで届ける“日本らしさ”
Q. どんな販売員だったか?
A. 「アールアンドイー(R&E)」 という華やかで女性らしい足元を提案するファッションシューズブランドの渋谷109店で働いていた。ヒールでの立ち仕事に耐えられなくて、数カ月で辞めてしまった。
Q. ネイルアーティストになったきっかけは?
A. 座り仕事で金髪オッケーな仕事を探して消去法で選んだ。アメリカでは、その時付き合っていた彼氏とけんかして、ホットドッグを投げて彼の服が汚れてクリーニング屋に服を持っていったら、クリーニング屋でネイルかわいいねっておじさんに声を掛けられて、彼が経営するネイルサロンで働き始めた(それまでネイルからちょっと遠ざかっていたが…)。
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