ファッション

輸入服地商が「昭和空間のメタバース百貨店」オープン、660万円コートなど厳選アイテムを販売

合同会社C.F.Sは9月4日に、モール型ECの「神田岩本町百貨店」をオープンする。アパレルから食品、インテリア、ゴルフ用品、インテリア、食器まで幅広い商品を集める一方で、5つの基準を設けて「類似商品一切なし」というオンリーワンを追求した。サイトはECとメタバースを組み合わせたハイブリッド型のサイトになっており、メタバース空間では定期的にイベントや生産者のプレゼンテーションなどを実施する。

運営するC.F.Sは欧州の有力生地メーカーを扱う輸入服地卸のエス・アンドーの上野伸悟社長が代表を務める。上野氏は「安くていいものを買う、ということが追求され続けてきた。価値に共感し、適正な対価を払うという満足感を提供したい」という。

サイト名の「神田岩本町」は東京の輸入服地卸やオーダーシャツなどがかつて多く集まっていた場所で、メタバースも屋上遊園地風の昭和を感じる空間に仕上げている。

取り扱いアイテムは、メリノウールにこだわった「オブジェスタンダール」のシャツやジャケット(4万8300円〜7万2500円)や、希少な絨毛素材ヴィキューナを使ったピアセンツァ(PIACENZA)社のオーバーコート(660万円)、満月・新月にしか生産しない勝浦塩製作研究所の塩「新月の煌・満月の刻」や4万円の北海道産のローストビーフなど。

9月4日にはメタバース空間で、オープニングイベントを実施する。

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