マッシュホールディングスの飲食事業子会社であるマッシュフードラボはこのほど、デリカ・カフェ「パリヤ(PARIYA)」の事業をグリーンハウスグループに譲渡した。
「パリヤ」は1996年に創業。サラダデリやカフェ、デザートなどを提供し、都市部を中心に渋谷や恵比寿、日本橋、六本木、横浜、梅田など7店舗を展開する。
マッシュHDは2017年、「パリヤ」のほかにメンズブランド「ミスター・ジェントルマン」(現在は名称を「ソフトハイフン」に改称・休止)などを展開していた巴里屋をグループ傘下に収め、その後マッシュフードラボに吸収した。「パリヤ」はその後店舗網を広げ、黒字を確保。今回の事業承継により、飲食・デリカ事業に豊富な実績を持つグリーンハウスグループとのシナジーでさらなる成長を図れるとみる。グリーンハウスグループは効率的な運営体制の元、「パリヤ」のブランド価値を高めていく。
グリーンハウスグループは1947年に創業。コントラクトフードサービスを軸に、国内外約3000カ所で食サービスを提供し、AI食事管理アプリ「あすけん」、ホテル「グランバッハ」、レストランチェーン「とんかつ新宿さぼてん」など多角的に事業を展開する。海外でも10地域で100店舗以上のレストランを運営しており、食とホスピタリティー分野で幅広い実績を有する。