ファッション

フランスのゲイ雑誌「テトゥ」に破産宣告

 パリの商業裁判所は23日、フランスで人気のゲイ雑誌「テトゥ(TETU)」に対し、破産を宣告した。4カ月にわたり身売り先を探したが見つからなかったため。

 ヤニック・バルブ編集長は「皮肉な話だ。2013年にフランスで同性婚が法律で認められ、マーケットのポテンシャルは高く、ビジネス的にもこれからだった」と語るが、単独の出版社として広告を集めるのが難しかったとも述べた。同誌は昨年110万ユーロ(約1億4700万円)の赤字で、今年度は60万ユーロ(約8000万円)に抑えられる予定だった。

 パスカル・ルーベとディディエ・レストレードがイヴ・サンローランのパートナーであるピエール・ベルジェの金銭的なバックアップのもと、1999年に「テトゥ」を創刊。今年6月に20周年を迎えたばかりだった。毎年3月号には秋冬のコレクションのタイミングに合わせてファッションデザイナーを表紙にピックアップ。14年はジャンポール・ゴルチエ、15年は「バルマン」のオリヴィエ・ルスタン=クリエイティブ・ディレクターがヌードで登場し、話題になっていた。同誌の2014年の販売部数は、前年に比べて9.6%ダウンの2万8275部だった。

本文中の円換算レート:1ユーロ=134円

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。