ファッション

【トレンド】ショー会場からヘアトレンドを探る 三つ編みやローポニーなど真似できるアイデア

ファッション・ウイーク期間中、世界各地のショー会場にファッショニスタが集います。2024年春夏シーズンのショー会場を訪れた来場者たちは、装いだけでなくヘアも含めたコーディネートで思い思いのスタイルを楽しんでいました。そのヘアアレンジは、気軽に真似できそうなものから、鮮烈な印象を残す手の込んだものまでさまざま。パリやミラノなどショー会場周辺を切り取ったスナップ写真から、ヘアトレンドを探ってみます。

【TREND1】
三つ編みがビッグトレンド

こめかみから垂らす細い三つ編み

三つ編みを取り入れたスタイルが、世界的なトレンドに浮上中。注目したいのは、太さや本数、三つ編みの位置などの組み合わせによるバリエーションが見られることです。特にホットなのは、こめかみから細い三つ編みを作って顔まわりに垂らすスタイル。アップしたヘアや帽子との組み合わせで、自由にアレンジができそう。

ツインテールや無数の三つ編みで印象付ける

中でも、インパクトを残したのは、高い位置で作ったツインテールに三つ編みを施した人や、細い三つ編みを何本も作って小ぶりのヘアアクセを添えた人。

ポニーとのミックスで落ち着いたムードに

三つ編みは、ポニーと組み合わせると一気に大人な印象に。位置や三つ編みの本数で大きくイメージが変わりますね。エクステを使って主役級の三つ編みを作った人もいました。

“おさげ"はタイトに作ってトレンドライクに

日本でも古くから馴染みのある“おさげ”スタイルは、三つ編みを細く作ってさりげなく取り入れるのが好まれているよう。スナップ写真には、極端に短くカットした前髪や顔まわりのヘアとのコントラストで“おさげ”を際立たせた人がいました。ブラックのトップスにグレーヘアの三つ編みを合わせたスタイルもエレガント。

【TREND2】
秋冬服をすっきりと見せるまとめ髪

一方で、まとめ髪も支持されています。スタイリング剤を軽くつけて、手ぐしでまとめたようなラフなローポニーは、ドレスやジャケットのスタイルに取り入れるのが人気。シンプルなだけに、結び目をヘアで隠したり、リボンを結んだりするひと手間が光ります。

お団子ヘアはシンプルなのにスパイシー

タイトなお団子ヘアは、装いを引き立てるうえにスパイシー。ラフにまとめて作るお団子はおくれ毛がピョンと跳ねていると、より華やかな印象です。

【TREND3】
ヘアアクセで装いをアップデート

ヘアピンはアレンジが簡単なのがうれしい

ヘアアクセサリーを使ったスタイルに注目すると、複数のヘアピンで前髪を飾るスタイルが人気のよう。細いピンとパッチンピンをミックスして取り入れたり、バラクラバなどのヘッドウエアの上からつけたりと、アレンジのアイデアも豊富です。

“三角巾巻き"もレザージャケット合わせで新鮮に

印象的だったのは、スカーフやバンダナを使ったアレンジです。三角巾のように「プラダ(PRADA)」のスカーフを巻いたスタイルはなんだか懐かしさもありますが、レザーのジャケットとの組み合わせで新鮮な印象です。

クワイエットラグジュアリーをひと捻り

また、ハットの下に同じ色味のスカーフを仕込んで、クワイエット・ラグジュアリーをひと捻りした人やチュールのスカートにほっかむりのように被ったネイビーのスカーフを合わせた人も印象的でした。個人の工夫によって、もっともっとアレンジの幅が広がりそうですね。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。