ファッション

「ヴェルサーチ」2015-16年秋冬ミラノ グレカ柄で遊び尽くすテーラー技術生かしたドレス

 「ヴェルサーチ(VERSACE)」の2015-16年秋冬コレクションは、テーラリングをベースにアイコンであるグレカ柄(ギリシャ風の柄の意)を再解釈した。象徴的なのはラストに登場したカラフルなグリッター刺しゅうのドレスで、グレカ柄の中に「VERSACE」の文字が踊る。よく見るとその中に「@」の記号もあり、デジタルと強いつながりを持つ現代カルチャーを表現している。

 派手な装飾の根底を支えるのは、クチュールメゾンである「ヴェルサーチ」のテーラリングのテクニックだ。テーラーリングの美しさが際立つメンズライクなピンストライプ生地は、細ラペルのシンプルなパンツスーツから、ボトムの一部をアシンメトリーに切り替えたドレスまでアレンジし、ハイネックインナーやタイツ、極太ベルトや靴のソールといったアクセサリーに真っ赤なグレカ柄を合わせる。「V」「E」「R」「S」「A」「C」「E」の文字のリングの重ね付けなどアクセサリーも充実している。

 中盤以降はテーラーリングの技術をカクテルドレスやコートドレスに応用し、胸元や背中に部分的にグラフィカルな切れ込みを施す。ウエストをベルトでマークしたボディコンシャスなドレスやマントコートに太ももまで覆うサイハイブーツを合わせてパワフルに。色は黒、赤、グリーン、ブルー、イエローなど曖昧さを排除したはっきりとしたトーンのみ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

ジョナサン・アンダーソンの「ディオール」とマチュー・ブレイジーによる「シャネル」の最新クチュールに迫る

2月9日発売の「WWDJAPAN」は、2026年春夏オートクチュール・コレクションの特集です。オートクチュールでも、やっぱり注目はこの2人。「ディオール(DIOR)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)と「シャネル(CHANEL)」のマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)のクチュールデビューを詳しくリポートしています。美しき洋服とメモリアルな会場演出に込め…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。