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「ブルガリ」からカスタマイズ香水が登場 香水と“濃縮エッセンス”を組み合わせて使う

 「ブルガリ(BVLGARI)」から、カスタマイズできる新作フレグランスライン“アレグラ(Allegra)”が登場した。ベースとなる香り5種と、それと組み合わせて使える“マグニファイイングエッセンス”をそろえ、自由自在にカスタマイズできるようになっている。香りはマスターパフューマーのジャック・キャヴァリエ(Jacques Cavallier)が手掛けた。

 ベースとなる5種類のオードパルファムはオレンジブロッサムやネロリ、マンダリン、シトラスを組み合わせた“リヴァ ソラーレ”、ローズとラズベリーのノートがハーモニーを奏でる“フィオーリ ディアモーレ”、グルマン調の“ドルチェ エスタジ”、オスマンサスとアプリコットをブレンドした“ロックンローマ”、パチュリやバニラ、レッドピーチアコードを合わせた“ファンタジア ヴェネタ”をラインアップ。そこに組み合わせられる5種の“マグニファイイングエッセンス”はムスクやベルガモット、ローズ、バニラ、パチュリなどの天然由来原料を濃縮してブレンドしたもので、単独で使うことも可能だ。ベースの香り(オードパルファム)は50mLで140ユーロ(約1万7600円)、100mLで200ユーロ(約2万5200円)、“マグニファイイングエッセンス”は40mLで160ユーロ(約2万円)。

 サステナビリティにもこだわっている。ボトルの96%はガラス製で、残りの4%はプラスチックのポンプとアルミニウム製のプレートから成り、簡単にリサイクルできるようにした。外箱も環境に配慮した素材を用いている。

 新作は、既存のラグジュアリーライン“スプレンディダ(Splendida)”と最高峰ライン“レ ジェンメ(Le Gemme)”の間のポジショニングだ。カスタマイズトレンドが盛り上がるジェネレーションZやミレニアル世代をターゲットにしている。パルファン事業部のゴンザレズ・セバスチャーニ(Gonzalez Sebastiani)マネジング・ディレクターは「今、100mLサイズで200ユーロ前後の価格帯のフレグランスのマーケットが急成長している。このセグメントを狙いたかったのと、近年伸びている中国市場もターゲットにしている」と説明する。

 すでにアメリカではブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE'S)やニューヨーク5番街の直営店、アジアではTモール(TMALL)や上海のグランドゲートウェイ、シンガポールの高島屋、北京の漢光百貨で発売した。そのほか年内に中東やヨーロッパでも発売し、世界100店舗ほどで取り扱う予定だ。日本での展開は未定。業界筋は、初年度の売り上げは1000万ユーロ(約12億円)にのぼると予測する。

 「ブルガリ」は新型コロナウイルスの影響も受けフレグランスの流通網を30%カットしており、現在世界で1万8000店舗で取り扱われている。2022年までにはさらに1万店に減らす狙いだ。なお、日本ではこれまでブルーベル・ジャパンが展開していたが、今年から川辺が輸入販売を行う。同社は百貨店のフレグランスカウンターやブティックなど、約90店舗でフレグランスを展開予定だ。

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