1. 丸井とエアークローゼットがコラボ、“売らない売り場”作り加速

丸井とエアークローゼットがコラボ、“売らない売り場”作り加速

シェアリング 企業タッグ イベント

2018/7/14 (SAT) 02:30

 ファッションレンタルサービス大手のエアークローゼットが14〜16日、丸井グループと組んでシェアリングエコノミーを軸にしたコラボイベントを実施する。有楽町マルイ1階にパーソナルスタイリングを体験できる場を設け、エアークローゼットが抱えるスタイリストが接客をする。会場ではスタイリング提案だけを行う予定で、利用者には無料会員登録をすすめることで顧客獲得を目指す。エアークローゼットにとって、こうした商業施設での大規模な体験イベントは初めて。イベントに合わせて、両社が組んだエポスカードも用意した。

 取り組みについて天沼聰エアークローゼット社長は「当社はインターネットを中心にサービスを提供しているが、コアにあるのは体験。スタイリング体験をしてもらった顧客はリピート率が圧倒的に高いことが実績として出ている。洋服と出合う環境として、こうした人の流れが多い場所に出店できることはうれしい」と話す。

 丸井グループでは2017年4月に新規事業推進部を立ち上げ、“売らない売り場”作りを模索してきた。これまでも、時計のレンタルサービス「カリトケ(KARITOKE)」やバッグの定額レンタルサービス「ラクサス(LAXUS)」とコラボイベントを実施。その他、ECサイト構築のBASEとはEC専売ブランドのための常設店を渋谷マルイに設けた。

 新規事業推進部長を務める青木正久・執行役員は、「利用・使用ニーズが拡大する中で、当社としてこうした顧客ニーズに応えられていなかった。今後はシェアリング市場の醸成に向けてできる限りの資産を活用したい」と意気込む。シェアリングサービスと商業施設の相性については、「シェアリングサービスを体験したことがあるユーザーは実は1割以下。知っていても体験をしたことがない人にとっては『汚れたらどうすればいいのか』といった悩みがあるようで、こうした不安に対して店頭販売員の接客によって利用のハードルは格段に下がるはず。今後はレンタル数に応じた成功報酬型のビジネスモデルや、オンラインのシェアリングサービスに対して販売員を含む形でのスペース貸しなど、新しいビジネスの選択肢は多い」と答えた。

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