ビューティ

美容家の高城彩香「うそをつかない」 “リアル”な声が反響を呼ぶ

 あや猫の愛称で親しまれている美容家、ビューティクリエイターの高城彩香は、著書「好きすぎてぜんぶ試したからわかった 自分史上最高の顔になれる神コスメ」を出版するなど、コスメや美容に関する豊富な知識で人気を集めている。知識に裏付けされたレビューは幅広い年齢層の女性から支持を集め、インスタグラムは9万フォロワーを超える。また、自身が経験した美容医療施術についてもSNSやブログで公開しており、そのリアルな体験が同じ悩みを持つ人から大きな反響を呼んでいる。

 身近になってきたとはいえ、一般的な美容方法としてはハードルの高い美容医療の経験を発信するに至った経緯や、美容家、ビューティクリエイターとしてのこだわりについて聞いた。

WWD:美容医療の体験を公開しようと思ったきっかけは?

高城彩香(以下、高城):最近は美容医療や美容皮膚科での施術に興味を持っている人も増え、偏見もなくなってきていると感じています。美容医療に興味を持ったときは公開しようとは思っていなかったのですが、美容家として活動している自分が美容医療のことを発信することで、同じ悩みを持つ人たちの役に立つんじゃないかと思ったのがきっかけの一つ。これまでみんなが隠してきたことを私が発信することで、美容医療に対してみんながポジティブになれたらいいなと思ったんです。

WWD:実際どんな反響があった?

高城:キレイになるための方法として医療美容を選択することに抵抗はなくなっているように思います。むしろ隠しているほうがマイナスなイメージになるのかも。だったら発信しちゃおう、と。美容皮膚科での施術のほか、クマを目立たなくする手術と、フェイスラインをすっきりさせる手術をしたんですが、ネガティブなコメントや反応はありませんでした。「もっと詳しく聞きたい!」「自分もやってみたい」など、ポジティブな反応がとても多かったです。フォロワーじゃない人からも反響がありましたね。「別の施術をしてみようかな」ってストーリーで投稿したら、「何やるんですか?教えてください!」って反応があったくらい(笑)。美容医療に対して前向きな時代になったのがうれしいです。

まだまだ情報が少ないというのも反響が大きい理由かもしれません。検索すればクリニックの情報や施術については調べられますが、実際どうなの?ってところを体験した人から聞きたいんだと思います。私自身も手術を受けるときにそう思ったので。

WWD:ビューティクリエイター、美容家として大切にしていることは?

高城:全てにおいてうそをつかないこと。これはブログやSNSを始めた頃から大切にしていることです。例えばコスメも、なんでもかんでも「いい!おすすめ!」って言うのは違うと思うんです。私が実際に使ってどう思ったのかを正直に伝えるようにしています。ただ、私の肌には合わなかったとしても、こういう悩みを持っている人や違う肌質の人には合うかもなど、自分なりの視点を加えて伝えるようにしています。

WWD:今後どういった情報を発信していく?

高城:フォロワーの年齢層は大学生から30代前後が多いのですが、私が30歳になるので、発信する情報としては同世代や大人向けになっていくと思います。30歳前後って肌も変化してきて、スキンケアもエイジングを意識し始めるので、一緒に寄り添っていきたいですね。

WWD:2020年に注目しているビューティトレンドを教えてください。

高城:軽い質感の透けるようなマットリップが気になりますね。「スック(SUQQU)」の春の新作も軽やかなマットリップが登場しますよね。春らしいふんわりとした質感や発色に注目しています。

あと、来年発売の美白ケアの進歩がすごい!「ポーラ(POLA)」や「エスト(EST)」など最新技術を取り入れた製品が続々発表されていて驚かされます。美容医療の領域に近いケアが可能になってきているのかなって、すごく期待しています。

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