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デニム1本の染色に950L必要だった水を9割削減 「ヤヌーク」が“エコデニム”を発売

 デニムブランドの「ヤヌーク(YANUK)」は、製造における環境の負荷を考えたサステイナブルなデニム“エコデニム”を2020年春夏に発売する。ライトブルーとミディアムブルーの2色で、価格はそれぞれ3万4000円。

 “エコデニム”の最大の特徴は、デニムの製造工程の中で特に環境負荷が大きい水の使用量を大幅に削減したこと。染色には通常、デニム1本につきプール1つを満たす約950Lの水が必要とされるが、“エコデニム”は泡で染色することで95Lまで削減した。生地染色においては100%のウオーターレスで、泡を洗い流す加工作業を含めると約90%のウォーターレスを実現したことになる。

 製造は、レーザー加工機、ナノバブル、オゾン加工機を全てそろえたロサンゼルスの唯一の工場で一貫しており、水使用の削減に貢献するとともに色落ちやあたり感などのディテールを表現した。

 コットンは、農薬や化学肥料、水などの削減に加え、労働環境の保護などを考慮して生産されたBCIコットンを用いた。

 同社は今後、薬品やエネルギー消費、労働環境などさまざまな視点での改善を目指す。