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スヌープ・ドッグ出資のフィンテックが4.6億ドルを調達 スタートアップに “新しいバイブス”

 ヒップホップ界のレジェンド、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)が出資するスウェーデンのフィンテック企業クラーナ(KLARNA)はこのほど、4億6000万ドル(約487億円)を調達した。企業価値は55億ドル(約5830億円)になり、独立系フィンテックとしては欧州最大になる。

 クラーナはスウェーデンのストックホルムで2005年に創業。後払い決済で急成長を続けている。特にファッション分野に強いフィンテックで、現在は「H&M」「アディダス(ADIDAS)」「アバクロンビー&フィッチ(ABERCROMBIE & FITCH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ナイキ(NIKE)」「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」など大手ブランドが数多く採用している。

 スヌープ・ドッグが今年1月、ツイッター上でクラーナへの出資を公表、彼自身が広告キャンペーンにも登場していた。その後、米国で急成長を遂げており、この1年で米国のユーザーは600万人も増え、現在米国では3000社が利用しているという。その中には米国企業以外の「エイソス(ASOS)」なども含まれている。

 ベンチャー企業の調査会社ピッチブック(PITCHBOOK)は「スヌープ・ドッグの起用は、明らかに米国でのクラーナの急成長に寄与している。フィンテックの世界に最終消費者を見据えた新しいマーケティング手法を持ち込み、ゲームの流れを変えた」と指摘している。