米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第26回は、映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のロサンゼルス・プレミアからマーゴット・ロビー(Margot Robbie)、オースティン・バトラー(Austin Butler)、ブラッド・ピット(Brad Pitt)、レオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、マヤ・ホーク(Maya Hawke)、マーガレット・クワリー(Margaret Qualley)、クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)ら豪華スターが登場。大物俳優たちのファッションにも容赦ない評価が下される!
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Margot Robbie
まるでゾンビが花嫁衣装を着ているようだ。赤いアイシャドウとビンテージドレスの組み合わせはまさにハリウッド黄金期の象徴ではあるが、恐怖でしかない。
Austin Butler
普段ならこの漆黒の髪は少々やりすぎの気もするが、エルビス役だというなら完璧だ。完全になりきっている。まだスーツにスニーカーを合わせているハリウッドの男たちはこれを手本にしたらどうか。ぴかぴかの革靴が流行るかも。
Brad Pitt
白シャツとダーククリーンスーツの組み合わせは悪くないが、「カンヌ国際映画祭」で素晴らしいブラックタキシード姿を披露した後となると全然面白みがない。
Leonardo DiCaprio
ディカプリオはブロンザーをはたきまくるのがお好きなようだ。まるで兄が妹の結婚式に行くときのような格好だ。もう少し肩の力を抜いたほうがいい。ラフなヘアスタイルにカジュアルスーツとイカした靴を合わせればサマになるだろう。
Britney Spears
2000年代初期のダサいプロムガールと「ミーン・ガールズ」に登場するイケてるママを足して二で割ったかのようだ。われわれはブリトニーに対して気弱なところがあるが、必要とあれば進言しよう。彼女はクチュール・ウイークでのセリーヌ・ディオンを見習うべきだ――限界などないはず。
Maya Hawke
パワースーツとシルクのビスチェにゴールドのティアラを合わせたら、破壊的で挑発的なルックの完成だ。柔らかなヘアスタイルとメイクで純粋無垢な雰囲気をまとっているが、このハイヒールが注目に値するファッションスターであることを物語っている。
Margaret Qualley
このヘアスタイルとスッキリとした魅力的な表情は彼女の年齢にとてもふさわしいが、服装がマッチしていない。彼女が網ドレスを着ているとアクアマンの娘のように見える。残念なチョイスだ。
Quentin Tarantino
これではまるでハットとウサギを家に置き忘れてきたラスベガスのマジシャンだ。タランティーノのファッションセンスはいい、なんて話は聞かないが、さすがにサイズの合わないタキシードを着るのはやめた方がいい。