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イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘 マヤ・ホークが語る「ストレンジャー・シングス」シーズン3

 ユマ・サーマン(Uma Thurman)とイーサン・ホーク(Ethan Hawke)の20歳の娘、マヤ・ホーク(Maya Hawke)が、7月4日に公開される「ネットフリックス(NETFLIX)」の大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界(Stranger Things)」シーズン3にロビン役で出演する。

 両親の影響で学生時代から芝居に取り組み、ジュリアード音楽院で演劇を専攻していたマヤだが、「若草物語」原作のBBCの歴史ドラマ「Little Women」でジョー・マーチ役に抜擢されたのをきっかけに退学。それから1年半の間に「Ladyworld」のようなインディーズ映画や、マリサ・トメイ(Marisa Tomei)やピーター・サースガード(Peter Sarsgaard)、リーブ・シュレイバー(Liev Schreiber)と共演した「Human Capital」、クエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)監督の話題作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などの作品に次々と出演した。

 ソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の姪、ジア・コッポラ(Gia Coppola)監督の最新作「Mainstream」ではアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)やナット・ウルフ(Nat Wolff)と共に主演を務める。コッポラ監督は「彼女はびっくりするくらい頭がよくて、大胆で、力強い女の子。ただ彼女のそばにいただけで、どんな風に人生にアプローチしていけばいいのか学ぶことができたの。彼女はきっとスターとして活躍するわ、その瞬間に立ち会えて私はとても幸せよ」と語った。

 俳優を両親に持つ彼女にとって、演じることは難しいことではなかった。マヤは学校主催の演劇には積極的に参加し、夏になると芝居のサマーキャンプで学び、歌い、演じた。しかし、プロの俳優になることには戸惑いがあった。「自分が俳優の道に進むことは、ファミリービジネスで稼ぐ感じがしてわずかに抵抗があった。でも、私は演じることでとても幸せな気持ちになるし、自分の一番得意なことと気付くことができた」とマヤは語る。「もしあなたが二世だとしたら、人々はあなたに過剰な期待を抱き、あなたの意図や才能、そして地位を疑ってかかる。でも実際は、成功するためには努力が必要で、そこからやっと自分の居場所を見つけることができる」。

 熱狂的なファンを持つ「ストレンジャー・シングス」のキャストに加わることは彼女にとって挑戦だった。彼女よりも若いキャストたちが続々とブレイクし、彼らは2シーズンを経て熱狂的なファンからの洗礼を受けてきた。「自分のポジションを見つけるのに苦労した」とマヤは語る。「この作品に関わる人はみんな作品に愛情を注いでいるの。みんな自分を捧げて取り組んでる。でも難しく考えていたのは私だけだったみたい。そう心理的に自分を追い詰めてしまったの」。

 マヤ演じるロビンはジョー・キーリー(Joe Keery )演じるスティーブのバイト仲間として登場する。「私がロビンの役について口外できるのは3つだけ。彼女は鋭い性格だけど遊び心を持つオルタナティブな少女だということ、バイトの日々に飽き飽きしていて、日常に刺激を求めていること、そしてドラマの舞台となるホーキンスに隠された秘密を暴いたときに、彼女は交渉した以上のものを手にすること」。

 幸運なことにドラマの監督、脚本を手掛けるダファー・ブラザーズ(The Duffer Brorhers)は、撮影が進むごとに彼女が演じるロビンのキャラクターをマヤ自身に近づけていった。「私はロビンのキャラクターを演じる際に『なるほど、彼女はとても皮肉屋で自分の人生に飽き飽きしている。それに地に足がついていて、マドンナに憧れていて、センスはいいのに、学校の誰もそれに気付いてないのね』って分析したのだけれど、シーズンが進むにつれてロビンは段々と私自身のキャラクターと重なる部分が多くなってきたわ」。

 マヤ自身の持つ魅力が発揮される「ストレンジャー・シングス」が公開されることで、彼女の人気にさらに拍車がかかりそうだ。