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「グッチ」がイノベーションに焦点を当てたイベントに協賛 米国のビジネス誌がイタリアで開催

 「グッチ(GUCCI)」は、米国のビジネス誌「ファーストカンパニー(Fast Company)」がイタリアのミラノとフィレンツェで7月9~11日に開催する第1回「ヨーロピアン・イノベーション・フェスティバル(European Innovation Festival)」のスポンサーを務めると発表した。同イベントは“スーパーインテリジェンスの夜明け”をテーマに、「社会全体がテクノロジーの進歩と人工知能(AI)による新たな時代の到来に直面している現在における、人間とマシンのコラボレーションの可能性」を追求する。学者や実業家、政治家など、各分野の“ソートリーダー(意志を表明し、社会を引っ張っていく存在)”が参加する。

 イベント登壇者は、世界的なベストセラー「サピエンス全史」で知られるイスラエルの歴史学者・作家のユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)、映画「ブラック・スワン」を手掛けた米国の映画監督ダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsky)、「グッチ」とも親しい俳優・ベンチャー投資家のジャレッド・レト(Jared Leto)、EC「ネッタポルテ(Net-A-Porter)」の創業者でベンチャー投資家でもあるナタリー・マセネット(Natalie Massenet)、ミラノ市長のジュゼッペ・サーラ(Giuseppe Sala)、グッチの社長兼最高経営責任者(CEO)であるマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)の他、社会活動家やアーティスト、技術政策専門家、ナイジェリアの元財務大臣など多岐に渡る。

 3日間で、「ホモサピエンスの終焉:人間が人間でなくなる日はいつか?」「生きたアルゴリズム:AIのパーソナルタッチの深化」など、15以上のプログラムを予定している。会場はミラノのグッチ本社であるグッチハブ。会期中は同会場で先端テクノロジーとアート、ビジネスなどを結ぶ合同展示会も開催する。最終日には、フィレンツェにある「グッチ」の研究センター、グッチアートラボへのツアーも行う。

 マルコ・ビッザーリ=グッチ社長兼CEOは、「われわれは今、AIが日常に浸透し始めるという大きな変化の転換点にいる。グッチではイノベーションを起こすという企業文化を社内に根付かせ、実験と新しいテクノロジーを推進している一方で、常にクリエイティビティーと人の手による温もりを活かすことを忘れていない。ソートリーダーが集まり、新しいパラダイムについての議論が行われる今回のイベントをサポートできて光栄だ」とコメントしている。

 イベントを主催する「ファーストカンパニー」誌は毎年、米国ニューヨークで、ビジネスやデザイン、文化など各分野の専門家を集めたイベントを行っている。第5回となる2019年のイベントは11月4~8日に開催予定。