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ナイキとヴァージルが新ブランド設立 最新コレクションは陸上競技にインスパイア

 ナイキ(NIKE)とヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)は新たなブランド「ザ ナイキ c/o ヴァージル アブロー(THE NIKE c/o VIRGIL ABLOH)」を立ち上げ、女性向けのランニングコレクション“アスリート イン プログレス(ATHLETE IN PROGRESS)”を6月28日に発売する。陸上競技にインスパイアされたコレクションで、スニーカーやパフォーマンスウエアなどをそろえる予定で、「ナイキ」公式サイトや南青山の旗艦店ナイキラボ MA5(NIKELAB MA5)、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで順次取り扱う。

 「2018年の夏から、ナイキとブランドについて話し合いを始めた。当時、私は陸上競技選手のスタイルに魅力を感じており、その結果、ナイキに所属する陸上競技選手の数人に『オフ-ホワイト』のランウエイを歩いてもらうことにした」とヴァージルが話すように、「ザ ナイキ c/o ヴァージル アブロー」は「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」19年春夏コレクションのランウエイで存在が明らかにされていた。ランウエイではトップモデルに交じり、8人の女子陸上選手が「ザ ナイキ c/o ヴァージル アブロー」を着用し登場していた。

 “アスリート イン プログレス”中でも特に注目を集めるのが、スパイクシューズを思わせるラバースパイクが目を引くスニーカー“ナイキ × オフ-ホワイト ズーム テラ カイガー 5(NIKE X OFF-WHITE ZOOM TERRA KIGER 5)”(1万6000円)だ。同作はトレイルランニングシューズをベースとし、アッパーはスエードなどの異素材を組み合わせ、複雑化したシューレースシステムにインダストリアルタグを付け、シューレースには“SHOELACES”の文字をプリントするなど、ヴァージル“らしさ”溢れるデザインの1足となっている。

 なおイメージビジュアルのモデルは、陸上女子800mでオリンピック2連覇を果たしている南アフリカ共和国のキャスター・セメンヤ(Caster Semenya)が務めた。

 ヴァージルは昨年12月、昨今のスニーカーブームの火付け役とも言われ、約1年半にわたって継続的に新作を発表していた「ナイキ」のスニーカーをリデザインするプロジェクト「THE TEN」を終了し、新たな協業への取り組みを示唆していた。