ビジネス

ワールドが韓国法人を現地企業に売却

 ワールドは26日、100%子会社の韓国法人ワールドコリア(ソウル、鈴木信輝代表理事会長)の全株式を現地企業の大明化学に譲渡すると発表した。譲渡金額は22億8000万ウォン(約2億2800万円)。韓国で実店舗からECまで強力な流通網を持つ大明化学とライセンスおよびディストリビューション契約を結び、事業拡大のスピードを上げる。

 韓国法人は2001年に設立。百貨店を主販路にし、昨年9月時点で「オゾック(OZOC)」を29店舗、「アダバット(ADABAT)」を6店舗運営する。18年3月期業績は売上高が144億700万ウォン(約14億円)、純損益が3億8100万ウォン(約3810万円)の赤字だった。損失幅は改善しているものの、近年は苦戦が続いていた。

 大明化学のリテール部門はEC、テレビ通販、アウトレットなど多様な販路を持っている。現地企業に任せることで、意思決定の迅速化とエリア特性にあったマーケティング戦略を推し進める。既存の2ブランド以外の新規ブランドの導入も計画する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーがさらけだす“ありのまま”【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第7回 WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表】

3月25日発売号の「WWDJAPAN」は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天ファッション・ウィーク東京(RAKUTEN FASHION WEEK TOKYO以下、東コレ)」特集です。3月11日〜16日の6日間で、全43ブランドが参加しました。今季のハイライトの1つは、今まで以上にウィメンズブランドが、ジェンダーの固定観念を吹っ切ったことでした。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。