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楽天出身者たちがデザイナーズに特化したリユースECモールを立ち上げ

 LOOP(東京都、増汐義信・社長)は1月11日、デザイナーズブランドに特化したリユースECモール「オアノット(OR NOT)」をローンチする。オープン時にはリンカン(RINKAN)をはじめとするリユース大手約20店が出店し、約550のメンズブランドのオンシーズンの商品からアーカイブ品まで新品、中古品を取り扱う。EC以外のオリジナルコンテンツを充実させて、ブランドの世界観を表現して差別化する。言語は日本語の他、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語に対応し、海外発送も行う。

 目玉のオリジナルコンテンツはインタビューやコラムなどの読み物から、スタイリストによるブランドやシーズンをミックスしたコーディネート企画などを掲載する。サイト上のイベントとして著名人の私物出品も実施するなどエディトリアルとECを連動。オープン時にはファッションディレクターの小木"Poggy"基史や、「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平デザイナーのインタビューなどを掲載する。ブランドフォーカス企画では、1月は「シュプリーム(SUPREME)」、2月は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」、3月は「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」を特集予定だ。「OR NOT」のロゴはドイツ拠点のアートディレクターのリカルド・フェロル(Ricardo Ferrol)が担当した。

 LOOPは18年4月に楽天出身者らが立ち上げたプラットフォーム開発を行うITベンチャー。増汐代表は楽天市場で西日本エリア営業統括を経て、アクセンチュアのコンサルティング・マネジャーを務めた人物だ。

 増汐社長は立ち上げについて「新作だけでなく“あのシーズンのあの商品”であるアーカイブを求める人は多い。多くのブランドの新品から名作がそろえられるのはセカンドハンドだからできることだ。他社のリユースモールは価格競争が激しい他、検索時に関係のない商品がヒットするなどノイズの量が多く、本物を探すのにストレスがかかる。それを洗練された見せ方で、適切に商品を表現することが必要だと考えていた。アーカイブ品には深いストーリーがあるので、それを知る著名人が語るインタビューや、従来の雑誌では実現できないシーズンやブランドミックスも楽しみいただけるようにした。将来的には出店者に国内外のデザイナーズブランドも巻き込んでいきたい。19年上旬には同じブランドが好きな人同士をつなげるコミュニティー型のSNSアプリを立ち上げる」と話す。