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「フェンディ」がバッグ“ピーカブー”10周年で展覧会 森星や安藤桃子が語る家族のきずな

 「フェンディ(FENDI)」は、ハンドバッグ“ピーカブー”の誕生10周年を記念し、チャリティ企画「ジャパン ピーカブー プロジェクト」を行っている。「世代を超えて受け継がれるアイコン」をテーマに、モデルの森星、映画監督の安藤桃子、シンガーのゆう姫(Young Juvenile Youth)と組んで“ピーカブー”を製作。9月11~24日に、3人がデザインした“ピーカブー”を中心に同プロジェクトを紹介する展覧会を銀座 蔦屋書店内で開催する。10日には、3人が登壇するトークイベントも行った。

 「フェンディ」が女系家族に受け継がれているメゾンであることに重ねて、デザイナーやエッセイスト、女優などとして活躍する祖母や母親、姉妹を持つ3人を選出した。展覧会では、3人がデザインした“ピーカブー”を展示。森は黒いクロコダイルレザーに祖母であるデザイナー、森英恵も好んだという花のモチーフをビーズ刺しゅうで載せ、高知を拠点とする安藤は高知のニホンジカの角と浜田和紙を使用、ゆう姫は母と娘をテーマにした自作のイラストを刺しゅうの図柄におこすなど、3人の個性や家族との関係性を思わせるデザインだ。

 トークイベントでは、3人が家族とのきずなについて語った。「家族はみな大事だが、中でも若くして来日して、自分を含め5人の子どもを育てた母をリスペクトしている」(森)、「家族とは励まし合って、愛し合って、同時に負けられない存在。年を重ねるごとに関係は深まっている」(ゆう姫)、「普段は忙しさの中で家族との関係がおざなりになっているが、子どもを産んだ時に最初に『お母さんありがとう』と自分自身が感じたことに驚いた」(安藤)。

 3人が製作したバッグは、特設サイトで9月11~24日にオークションを行い、収益は3人が賛同する団体にそれぞれ全額寄付する。また、今回のプロジェクトによる収益と同額を、北海道地震の被災者に日本赤十字社を通して寄付する。

 展覧会では、これまで英国や中国、日本などで行った同プロジェクトで、アーティストのアデル(Adele)や日本画家の松井冬子らと組んで製作した“ピーカブー”も展示している。親子でミニサイズの“ピーカブー”を折り紙で作ることができるワークショップや、“ピーカブー”のカスタムをウェブ上で体験できるコーナーも設けた。