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美容目的の「ヒルドイド」利用問題を受け マツモトキヨシが類似クリームを発売

 マツモトキヨシホールディングスは9月11日、第2類医薬品の皮膚疾患薬「ヒルメナイド油性クリーム」(50g、1186円)を、プライベートブランド「マツキヨ(MATSUKIYO)」から発売する。医療機関で処方される医療用保湿剤「ヒルドイド(成分名:ヘパリン類似物質)」を美容目的で使う人が増加し社会問題化したことを受けたもので、「ヒルドイド」と同様のヘパリン類似物質を配合している。

 アトピー性皮膚炎などの治療薬として処方されている「ヒルドイド」の美容利用は、医療費の増加につながるとして2017年に議論となり、厚生労働省が保険適用の除外や処方制限などの規制を検討する事態にまで発展したが、患者や学会の反対もあり、規制は見送られていた。

 マツモトキヨシホールディングスは「今後の医療費圧迫の推移によっては、処方制限によりヘパリン類似物質含有クリームを本当に必要とする患者さんの不利益になってしまうことが危惧される」と、類似クリームの開発に着手。既存のヘパリン類似物質配合製品は水性クリームであることが多いが、処方薬の大半が油性クリームであることからそれに合わせた。

 油性のためこっくりとした重めのテクスチャーで、皮膚の温度で溶けて浸透する。無香料・無着色で、ステロイドやエタノールは使用していない。

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