ファッション

ベッカムも緊急来日 「アディダス」のストリートフットボール日本代表を祝福するプロジェクト

 アディダス ジャパン(ADIDAS JAPAN)は、7月10~15日にロシアで開催されるストリートフットボールの世界大会「タンゴリーグ グローバル ファイナル(TANGO LEAGUE GLOBAL FINAL)」に出場する日本代表選手を祝福するプロジェクトを行った。本大会に出場するのは、6月16日に東京・六本木で開催された「タンゴリーグ ジャパン ファイナル 2018(TANGO LEAGUE JAPAN FINAL 2018)」でMVPに輝いた25歳の医大生、千坂奎(ちさかけい)だ。千坂を世界大会に送り出すため、プロジェクトにはアスリートやアーティスト、ミュージシャンなどのトップクリエイターが参加した。

 W杯で日本代表の対コロンビア戦があった6月19日、アディダスと契約するデヴィッド・ベッカム(David Beckham)が来日。千坂に「アディダス」の最新フットボールシューズ“エックス タンゴ 18+(X TANGO 18+)”をサプライズプレゼントした。千坂は、世界大会でこのシューズを履いてプレーする。「世界で戦う上で必要なことは何か?」と千坂から質問されたベッカムは、「常にハードワークを忘れないように。楽しまなければならないけど、常に一生懸命ハードワークをすることが大事だ」と答えた。

 6月下旬には、渋谷駅前のビルボードにグラフィックデザイナーの上岡拓也による千坂の顔が描かれた。このビルボードには、リオネル・メッシ(Lionel Messi)や香川真司、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、SuchmosのYONCEといったトップクラスの選手やクリエイターの顔が掲載され、彼らと並んで一般人の千坂が描かれた。上岡デザイナーは「誰もが知る企業の広告にトップクリエイターと一般人の顔が並ぶのはとても新鮮で、次世代感があり、素晴らしいと思う」とコメントした。

 また、世界大会で着用するオリジナルジャージーの制作は、東京のあるストリートブランドがブランド名を伏せる条件で参加。「身の回りにある普通のモノを題材にすることがストリート的な手法になる」と考え、工事現場などで目にするセーフティーベストをデザインに落とし込んだ。

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