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プーチ17年度は最高益 25年までに売上高4000億円目指す

 プーチ(PUIG)の2017年12月期決算は、売上高が前期比8.1%増の19億3500万ユーロ(約2554億円)、純利益が同47.0%増の2億2800万ユーロ(約300億円)と増収増益だった。同社は過去3年で売上高が28%増と市場全体の成長率を上回り、純利益は過去最高に達した。

 地域別では、売り上げの15%を占める同社拠点のスペインが同7.0%増。40%を占める北米・欧州(スペインを除く)は同8.0%増で、とりわけアメリカの成長が2ケタ増と目覚ましかった。その他、44%を占める新興市場は8.5%増だった。

 ブランド別では、ウィメンズ香水「ジャンポール・ゴルチエ スキャンダル(JEAN PAUL GAULTIER SCANDAL)」が売り上げを大きくけん引した他、米市場に参入したウィメンズ香水「キャロリーナ ヘレラ グッド ガール(CAROLINA HERRERA GOOD GIRL)」、最新作のメンズ香水「パコ ラバンヌ ピュア XS(PACO RABANNE PURE XS)」、そして「プラダ(PRADA)」が好調だった。ニッチフレグランスでは、「ペンハリガン(PENHALIGON'S)」「ラルチザン パフューム(L'ARTISAN PARFUMEUR)」「エリック・バターボー(ERIC BUTERBAUGH)」がすべて2ケタ増をマークした。

 同社は、これから10年の間にトラベルリテールとアジア市場が一部の香水に大きな商機をもたらすとし、今後トラベルリテール事業に一層注力する。また全体としては、25年までに売上高30億ユーロ(約3960億円)という新たな目標を掲げた。その一環として、“プーチ フューチャーズ”という計画を立ち上げる。同計画は、ブランドがよりモダンな解釈を取り入れ、それぞれのカテゴリーに相応しい販路やショッピング体験を消費者に提供しようとするもの。その目的に向かって同社は、デジタルコミュニケーションや商品・サービスの提供などにおいて最先端技術を取り入れていくという。

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