エイミー・カール:人間の身体や身体機能の拡張を、テクノロジーを通して表現するバイオアーティスト。アルフレッド大学とコーネル大学でアート&デザインと哲学の学位を取得。テクノロジーを駆使した展覧会を行う企業、コンセプチュアル アート テクノロジーズ(CONCEPTUAL ART TECHNOLOGIES)を共同設立し、世界中で展覧会を開催する。医療、テクノロジー分野で特許を取得している他、「3Dプリント業界で最も影響力をもつ女性」に選ばれる。バイオアートの先駆者として、アートを制作する過程で医療と心身医学に貢献することを目標に活動を続けている
エイミー・カール(Amy Karle)は、人間の身体や身体機能の拡張をテクノロジーを通じて表現するバイオアーティストだ。これまで、3Dプリンターと幹細胞を使用して人間の手の骨を再現した作品の他、人体の内側を表現したドレスや本物の肉を使用したドレスなどの作品を発表している。アパレル企業でデザイナーとして働いた経験もある彼女は、バイオアーティストとして今とこれからのファッションをどう見るのか。「YouFab Global Creative Awards 2017」でグランプリを受賞し、受賞作品の発表のために来日したカールに自身の作品について聞いた。
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「ONE OF A KIND COUTURE」は、がん患者サポートコミュニティーのアメリカン・キャンサー・ソサエティー(American Cancer Society)のために作りました。母をがんで亡くした私にとって、がんは身近な病気で、それがどのように身体や人を変えるのかについて考えさせられました。私の母もそうでしたが、がんが身体をむしばむにつれ、魂の強さと美しさを理解できるようになります。患者はがんと抗がん剤で体の内側が焼けるように感じるといいます。その様子を表現するため、焼いてレースのようなパターンを作った生地を使いました。美しさと同時に、繊細さとはかなさを表現しています。