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「LV」のバッグが1週間で店頭に 「LV」が生産スピード向上を狙ったアトリエを新設

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、生産スピードを上げることを目的としたアトリエを仏ロワール地方のボーリュー・シュール・レイヨンの近くに新設する。

 完成予定時期は2019年初めで、バッグの生産から店頭に並ぶまでに15年前は最短で4週間、現在は2週間かかるのを、1週間まで短縮することを目指すという。面積約6000平方メートルの新アトリエは、ガラスと木材で構成され、内装は可変式。ミニマルなデザインは自然に溶け込み、自然光にあふれた造りとなる。

 新アトリエ建設に伴い重要となるのが職人の確保だ。年齢制限は55歳で、候補者の約10%のみが合格するという狭き門だという。また、入社後のトレーニングに平均して6カ月をかけ、その後もメンターがつくサポート体制を整える。

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)は傘下ブランドの個別の数字は明らかにしていないが、2017年12月期決算は、売上高が前期比13.3%増の426億3600万ユーロ(約4兆4341億円)、純利益も同28.8%増の51億2900万ユーロ(約5334億1600万円)と増収増益だった。

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