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「ヴェトモン」や「ナイキ」「シュプリーム」とコラボ リーバイスがビジネス復調

 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS & CO.以下、リーバイス)の2017年11月通期決算は売上高が前期比7.7%増の49億400万ポンド(約5345億円)、純利益は同3.3%減の2億8140万ドル(約306億円)で増収減益だった。2300万ドル(約25億円)の負債の早期償却が減収の要因だった。

 地域別の売上高は、アメリカが同3.3%増の27億7400万ドル(約3023億円)、欧州は同20.2%増の13億1200万ドル(約1430億円)、アジアは同5.1%増の8億1800万ドル(約891億円)だった。

 チップ・バーグ(Chip Bergh)=リーバイス社長兼最高経営責任者(CEO)は「今のリーバイスは5、6年前のリーバイスとは全く違う企業になっている。これまでアメリカ市場がわれわれのビジネスの半分以上を占めていたが、17年に初めて国外の市場がアメリカ市場を上回った。われわれのビジネスの30%を占めるダイレクト・トゥ・コンシューマーのビジネスは利益率が高く、これまでの戦略の成功を実感している。17年下半期は広告費を倍にしたが、18年も年間を通して広告費を増やしていく」と語る。

 「リーバイス」は「シュプリーム(SUPREME)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」「ヴェトモン(VETEMENTS)」「ナイキ(NIKE)」などとコラボしてきた。これらのコラボは「“売り切れ御免”の精神で作っているが、マストハブアイテムだ。コラボは『リーバイス』を何度も“バズ”らせてきた」とバーグ社長兼CEOは話す。

 また、アメリカの小売り市場の不調にも言及し、「アメリカの卸流通はわれわれのビジネスの3分の1を占めるが、17年は卸を含む300の販売拠点を失った。18年は200〜300拠点を失うと見積もっている」と説明した。